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僧侶との二刀流ボクサー テンプル神原が初のメインは「勝ちたかった」と10戦目で初のドロー

スポーツ報知 / 2024年6月26日 22時1分

初のメインを務めたテンプル神原

 ◆プロボクシング ▽フライ級(契約体重50・3キロ以下)8回戦 △長尾朋範(引き分け)テンプル神原△(26日、東京・後楽園ホール)

 史上最強の僧侶を目指す二刀流プロボクサーのテンプル神原(協栄)が26日、初めてメインで試合を行い、長尾朋範(フラッシュ赤羽)と引き分けた。お互いに攻め合ったが、ダウンを奪うまでにはいたらず、勝敗がつかなかった。テンプルは「勝ちたかった。勝って日本ランク入りしたかったけれど、壁は厚いですね」と唇をかんだ。

 戦績は29歳の長尾が8勝(5KO)2敗2分け、26歳のテンプルが7勝2敗1分け。

 深大寺そばで有名な東京・調布市の深大寺で修行中のテンプルは、朝の掃除や鐘を鳴らすお勤めをしながら週4、5回のペースでジムに通う僧侶。佐賀・三養基(みやき)郡基山町にある実家の大興善寺は「つつじ寺」の愛称で親しまれる717年開創の天台宗の古刹で、将来99代目の住職となる予定だ。

 初のメインではプロ10試合目で初KO勝利を狙いリングに上がった。試合は1回からお互いに積極的にパンチを出し合う展開。長尾はプレスをかけながら連打、テンプルはカウンターを狙っていった。中盤から長尾はボディー打ちでスタミナを削りにいき、テンプルも前に出て右ストレートを放つなど一進一退のまま試合が終了した。

 判定ではジャッジ1人が長尾を支持。ほかの2人がドロー判定となった。「もっとアグレッシブに、何が何でも倒すというところがないといけないと感じました」と課題を口にしたテンプルが次戦こそ初のKO勝利を目指す。

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