福士蒼汰、韓国ドラマ初主演「大変うれしい」“日本人初”大手ドラマ制作会社と出演契約も

「この恋、通訳できますか？」に出演する(左から)チェ・ウソン、イ・イダム、キム・ソンホ、コ・ユンジョン、福士蒼汰

　俳優の福士蒼汰が、Ｎｅｔｆｌｉｘ　Ｋｏｒｅａのドラマ「この恋、通訳できますか？（仮題）」に主演することが２７日、発表された。大ヒット韓国ドラマ「愛の不時着」のプロデューサーが代表を務める制作会社「Ｔｒｉｉｉ　Ｓｔｕｄｉｏ」（ツリースタジオ）と、日本人俳優初となる出演直契約を結んだことも明らかとなった。

　本作は、多言語を操る通訳者が国際派女優の通訳を務めることになり巻き起こる予測不可能なロマンチックラブコメディー。

　主演は福士のほか、「スタートアップ：夢の扉」などで知られる韓国俳優キム・ソンホ、「Ｓｗｅｅｔ　Ｈｏｍｅ　―俺と世界の絶望―」などの韓国女優コ・ユンジョン。同国ドラマスターとトリプル主演を務める。

　福士は全編英語の芝居に挑戦した、２３年配信「ＴＨＥ　ＨＥＡＤ」シーズン２で海外ドラマデビュー。海外作品２作目となる本作で韓国ドラマ初主演を果たす。「この度、韓国の皆様とお仕事ができることを大変うれしく思っています。世界中の方々と仕事をするのが夢なので、この作品を通じて新しい自分に出会えることを楽しみにしています」と喜びを語った。

　また、韓国のドラマ制作会社「Ｔｒｉｉｉ―」と出演直契約。同国の制作会社経由で日本人俳優が、Ｎｅｔｆｌｉｘ　Ｋｏｒｅａのドラマ出演にするのは異例のこと。韓国の人気俳優や人気脚本家らヒットメーカーとのタッグに「自分にできる最大限の力を発揮できるようコミュニケーションを深めたい」と意気込んでいる。

　本作には、イ・イダム、チェ・ウソンも出演する。

　◆福士コメント全文

　この度、韓国の皆様とお仕事ができることを大変うれしく思っています。世界中の方々と仕事をするのが夢なので、この作品を通じて新しい自分に出会えることを楽しみにしています。先日、テストシューティングやリーディングを終えましたが、共演者スタッフ共に和やかな現場の空気を感じ、撮影がより一層楽しみになりました。自分にできる最大限の力を発揮できるようコミュニケーションを深め、切磋琢磨（せっさたくま）して参りたいと思います。