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【阪神】岡田監督、貧打線に「戻ってしもたなあ」 9回1死満塁のサヨナラ機も生かせず今季5度目ドロー

スポーツ報知 / 2024年6月27日 5時0分

8回を終え、投手交代を告げる岡田彰布監督(カメラ・渡辺 了文)

◆JERA セ・リーグ 阪神1―1中日=延長12回=(26日・甲子園)

 “復活”が期待された阪神打線に、あと一本が出なかった。9回1死満塁から代打・渡辺が空振り三振で天を仰ぎ、小幡も中飛。松山の150キロ台の真っ向勝負に対応できなかった。10回も2死から一、三塁をつくったが、大山が三ゴロに倒れ、今季5度目のドロー。通算700勝が3度目のお預けとなった岡田彰布監督(66)は、12回1得点の攻撃に「戻ってしもたなあ」と苦笑いした。

 25日は今季10度目の完封負けを「最近ではよかった。今までのゼロとは違う」と前向きに捉えた指揮官。打球の質、指摘し続けてきた直球に負けないためのミートポイントの改善を感じ、この日に期待していた。結果は「フライアウトばっかやろ、きょうは」とため息。16個の飛球の大半を「(差し込まれて)ホップフライやん」と振り返り、“見込み違い”に首をかしげた。

 特に「足のある者がな。足を生かせばええのに」と指摘。6打数無安打の近本は3度、打ち上げた。6月は78打数13安打の打率1割6分7厘で「結果がすべてなので」と言葉少なに引き揚げた。10回に右中間二塁打を放った中野も、6月は同1割8分5厘。5月中旬まで2割7分以上をキープした今季の打率も2割3分4厘と降下中で「チャンスメイクできるように頑張ります」と自省した。

 昨季は常に攻撃の起点になり、MVP級の活躍を見せた1、2番が計12打席で1出塁。岡田監督は「(得点が)入るわけない」と嘆いた。2カード連続で本拠地での勝ち越しはなくなり、広島と3・5差。「俺のコメントあんまりいらんやろ、聞かなあかん人(選手)おるやろ」。個々の意識を問うように、再び苦笑いを浮かべて会見を終えた。(安藤 理)

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