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【日本ハム】新庄剛志監督がサヨナラ負けを阻止した五十幡亮汰の守備に興奮 「ザ・背面キャッチ。超一流のスーパープレーです」

スポーツ報知 / 2024年6月27日 0時42分

五十幡亮汰

◆パ・リーグ 西武2―2日本ハム=延長12回=(26日・大宮公園)

 延長十二回、4時間を超える死闘を制することは出来なかったが、サヨナラ負けは回避した。延長十二回2死一、二塁と一打サヨナラ負けのピンチ。西武・松原の打球は左中間に飛んだ。前進守備の左翼手、五十幡が打球に背を向けて追いかけて、最後は転ぶようにして捕球。プロらしいすばらしい守備で、大宮の試合を締めた。

 新庄監督は開口一番、「よう捕ったね。ザ・背面キャッチやね」と絶賛。続けて「あの打球の高さだと後ろに走っていって、顔を上にして打球が来るのを待たないといけない。球が見えたらグラブを出すしかない。あれはもう超一流のスーパープレーです」と華麗な守備でファンを魅了した指揮官らしく、詳細に解説した。

 18日(日本時間19日)に93歳で死去したメジャーのレジェンド、ウィリー・メイズさんがジャイアンツ時代、1954年のインディアンス(現ガーディアンズ)とのワールドシリーズ第1戦で、V・ワーツの大飛球を背走しながら捕球した伝説の“ザ・キャッチ”を思い起こさせる美技。日本ハムファンの大歓声を浴びて試合直後は興奮していた五十幡も、球場を離れる際は「精いっぱいのプレーでした。打った瞬間、ボールに向かった。何とか捕るだけというか、何とか捕ろうと思って。捕れて良かったです。まずは打球に追いついてから。追いついたら何とか球際というのは練習している。球際がうまくいってよかったです」と冷静さを取り戻していた。

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