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大谷翔平、今年も“6月無双”「シーズンに慣れてくる」「波が来やすい」 月間11発目で球団初の10戦連続打点

スポーツ報知 / 2024年6月27日 11時55分

取材に応じる大谷翔平(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ ホワイトソックス0―4ドジャース(26日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、2試合連続の先頭打者本塁打となる25号先制ソロを放つなど、2打数1安打1打点、2四球でチームを4連勝に導いた。10試合連続打点は打点が公式記録になった1920年以降、105年の歴史の中で球団史上初の快挙となった。

 試合開始直後の第1打席だった。フルカウントからの6球目。昨年韓国リーグNCで20勝を挙げて最多勝&MVPに輝いた先発右腕・フェディーの甘く入った90・9マイル(約146・3キロ)カットボールをはじき返すと、右中間席中段へ一直線だった。打球速度は113・9マイル(約183・3キロ)、打球角度26度、飛距離437フィート(約133メートル)という文句なしの一発。本塁打王争いでリーグ2位のオズナ(ブレーブス)に4本差をつける独走の25号は、ちょうど今季100安打目。ドジャース新記録となる10試合連続打点にもなった。25本塁打と打率3割2分2厘はリーグトップを守り、61打点もリーグトップに3差と3冠王も見えてきた。

 6月は23試合で87打数27安打の打率3割1分、11本塁打、23打点。最近15試合で10発と絶好調だ。同月は21年も25試合で打率3割9厘、13本塁打、23打点。23年には打率3割9分4厘、ア・リーグ月間タイ記録の15本塁打、29打点と、満票MVPに輝いたエンゼルス時代の2シーズンも無双している。

 “ミスター・ジュン”はその理由について「シーズンに慣れてくるのもそうですし、シーズンの中でいいところ、悪いところ、いろいろ改善しながらちょうどそういう波が来やすいのかなとは思うので。まずは継続はしたいですし、これをしっかり最後まで、シーズンの後も見据えてしっかりと継続できればいいのかなと思います」と話した。

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