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宮川大助・花子が「なにわ介護男子」発売記念発表会見 介護も「面白く、おかしく書いてます」

スポーツ報知 / 2024年6月27日 15時25分

新著の発売会見を開いた宮川大助・花子(カメラ・古田 尚)

 夫婦漫才コンビの宮川大助・花子が27日、新著「なにわ介護男子」(28日発売、1650円)発売記念会見を大阪の吉本興業大阪本社で行った。

 多発性骨髄腫で闘病中の花子を、愛情深く支え続ける大助の献身的な介護の様子を隠すことなく、またユーモラスにつづった。大助は「本の内容としてはすごく面白く、おかしく書いてあります。楽しいと思います」と自信たっぷり。一方で、がんと戦う花子さんを日々介護する中で「常に恐怖心が付きまとっているんです。でも、恐怖におののくよりは、病気と楽しく戦いながら、立ち向かおうじゃないかというような気持ちで、本の形は整いました。女房のことを考えるとつらいし、代わってあげたい」と涙する場面もあった。

 「なにわ介護男子」の文字が刺しゅうされたエプロン姿も披露。また、本の表紙は花子がリハビリで描いた夫婦のイラストが採用された。花子は「私は大根持ってる大助君が好きです。切なくて哀愁があって、すごい好きなんです」と満足げ。時には夫婦げんかもするが、大助は「楽しくやりましょう、夫婦げんかも。僕らの漫才がそのまま載ってますんで大丈夫かなと思うこともありますけど、そのぐらい楽しいと思います」とアピールした。

 人生100年時代と言われる一方で、老老介護の問題もある。大助は数日前に75歳の車の免許更新のため高齢者講習を受けており、花子に認知症試験対策の事前練習をしていたことを暴露された。試験では日付や住所、自宅の電話番号が言えず、よもやの再講習が決定。大助は「子どもの頃から数字に弱くて」と頭をかいた。

 今は舞台上で花子が大助を「大谷翔平です」と紹介するのが定番になった。ドジャース・大谷翔平投手の活躍が元気の源にもなっており、花子は「前は羽生結弦君って言ってた。しゃべったらスベルんですって。色々あったので、私にとっては救世主。また、奥さんが私とよう似てます」と絶口調。大助も「世界の憧れ。岸田(文雄)総理より身近です。大谷君には感謝です」と笑顔を見せた。花子は、大助が大谷選手より勝っているところの質問について「めちゃくちゃ勝ってますよ! だって大谷選手は私のおしめ換えてくれません。比べたらあかん。ただちょっと漫才が下手くそ」と持ち上げては落として笑いを誘い、大助も「生駒の大谷翔平って言われたらねえ。幸せ」と頬を緩ませた。

 今後の目標として、本を携えての全国ツアーと、闘病本第3弾出版を挙げた花子。「今やったら、なんかいけそうな気するんですよ」。大助も「夫婦の目標は本当に笑顔を忘れず。縁あって夫婦になり、一つの家庭を作っています。笑顔を忘れずに頑張りましょう」と呼びかけた。

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