巨人リーグＶを果たすには欠かせない２人が着々と状態ＵＰ 中川と大勢が実戦復帰後初の連投

７回から登板した中川（カメラ・越川　亘）

◆イースタン・リーグ　日本ハム１０―４巨人（２７日・鎌ケ谷）

　巨人の中川皓太投手（３０）と大勢投手（２４）が２７日、イースタン・日本ハム戦（鎌ケ谷）で実戦復帰後初の連投に臨んだ。左膝痛から復帰した中川は７回に登板し、味方の２失策も絡み得点を奪われたが、加藤豪をスライダーで空振り三振に斬るなど１回２安打２失点（自責０）。右肩違和感から復帰した大勢は８回に登板し、わずか８球で３者凡退。そのうち７球を投じ最速１５６キロだった直球の平均球速は１５４・７キロだった。

　ともに１９日の復帰から４度目の実戦。３度目のマウンドを迎える前に中川が「投げていて、内容や投げている球はまだまだ良くなれる感じはあります」と話していたように、登板を重ねるごとに上向いている様子もうかがわせる。リーグＶを果たすには欠かせない２人の存在。さらに状態を上げて、１軍の仕事場へ戻る。