巨人・戸郷「反省を踏まえて」チーム単独トップの７勝目を目指し２８日・首位広島戦へ意気込む

キャッチボールで調整する戸郷（カメラ・堺　恒志）

　巨人の戸郷翔征投手（２４）が２８日の広島戦（東京Ｄ）でチーム単独トップの７勝目を目指して先発する。２７日はキャッチボールや短距離ダッシュなどで調整した右腕は「相手は首位なので、いいピッチングを、というのが一番ですし、今までやってきたことを出せればなと思います」と意気込んだ。

　ここまで１３試合に登板して６勝４敗、防御率２・０３。だが、前回２１日のヤクルト戦（東京Ｄ）は初回にいきなり失点するなど、制球にも苦しみ６回３失点で黒星を喫した。「暑ければ状態も上がってくると思いますし、前回いいピッチングができなかったので、その反省を踏まえてできればなと思います」と冷静に語った。

　首位・広島との戦いについては「今年は小園選手に打たれているので、得点圏打率も高いですし、良いバッターなのでなんとか抑えられればなと思います」と今季９打数６安打と打ち込まれている打線のキーマン・小園封じを誓った。