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掛布雅之氏、近本光司の代役1番を称賛「島田がいい流れをもたらした」

スポーツ報知 / 2024年6月28日 5時0分

3回2死、二塁への内野安打を放つ島田海吏(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 阪神8-1中日(27日・甲子園)

 島田の初回の出塁が、連敗中のチームにいい流れをもたらした。先頭打者として追い込まれながらもぎ取った四球の意味は、とてつもなく大きい。近本がスタメンから外れたことを感じさせない働きで3度出塁したことが、終盤の大量点につながるリズムをつくったといっていい。上位打線が機能すれば勝てるということを、ナインは再認識したはずだ。

 近本にとっても刺激になった島田の活躍は、チームにとっても意義がある。近本は28日のヤクルト戦からスタメンに戻してもいい。いつでも代わりに1番を打てる打者がいることで、ベンチにとっては選手起用の幅が広がった。

 島田、中野コンビが光っただけに、中軸には課題も残った。初回無死一、三塁で、森下が簡単に空振り三振。あの場面は安打でなくていい。内野ゴロでもいいから、先取点につながる打撃をしなければならなかった。遊ゴロ併殺打に倒れた大山とともに、反省が必要だ。

 先発した村上は火曜から木曜の先発に変更になったが、最高の投球を見せた。連覇を狙うチームにとって、この試合を今季のターニングポイントにするような戦い方が今後は求められる。(掛布 雅之)

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