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「永遠に投げていてもね」巨人・阿部監督が井上温大の「操れないボール」を指摘 制球定まらずボール先行

スポーツ報知 / 2024年6月28日 5時10分

4回1死一塁、佐野に2ランを打たれ、天を仰ぐ井上(カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ DeNA5x―4巨人=延長10回=(27日・横浜)

 一振りで試合を決められた。4―4の10回1死、6番手のケラーが宮崎に左越えソロを浴び、今季5度目のサヨナラ負け。悔しい結果となったが、巨人・阿部慎之助監督(45)はリリーフ陣を責めず、8回に3点ビハインドを追いついた攻撃について「それが今日の収穫かな」と前を向いた。

 課題として挙げたのは4回3失点で降板した先発・井上の投球内容。「自分が操れないボールをずっと投げていてもね。そこは切り替えられないと。試合中も話したんですけど、操れないボールをずっと永遠に投げていてもね」とベンチで助言したと明かした。

 2回に大城卓のソロで先制した直後の3回に桑原に同点ソロ、4回には佐野に勝ち越し2ランを浴びた。ともにカットボールを運ばれたが、阿部監督の指摘は打たれた結果ではない。操れなかったという球種はスライダー。序盤から制球が定まらない中、我慢強く投げ続けたスライダーでボール先行、打者有利カウントになる状況が複数あった。佐野の一発も初球のスライダーがボールになり2球目を痛打された。「そこを見切って違う球種でいったりとか、そこは勉強ですね」。成長段階の左腕に次回以降の糧にするよう求めた。

 60試合ぶりに2番に起用した吉川が二塁打2本。特に8回は吉川、ヘルナンデス、岡本和の3連打で3得点と、好調の1番・丸を含め上位打線に光が見えたのはプラス材料だ。勝率5割に逆戻りで4位転落となったが、28日から4・5ゲーム差で追う首位・広島との本拠地・東京D3連戦で仕切り直す。(片岡 優帆)

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