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大粒で味が濃い!…「7・7」天塩川しじみまつり…天塩町・あの街行く北海道

スポーツ報知 / 2024年6月28日 8時13分

大粒で味が濃いと言われる天塩町のシジミ(天塩町観光協会提供)

 道北の日本海側に位置する天塩町は、シジミの産地として知られている。利尻礼文サロベツ国立公園に隣接し、道内2番目の長流・天塩川が海に注ぐ汽水域で育った天然のシジミは、知名度も全国区。7月7日に天塩川河川公園で開催される「天塩川しじみまつり」は大注目イベントだ。

 天塩町のシジミは長い年月をかけて育つため、大粒で味が濃いのが特長。蝦夷地と呼ばれていた幕末の頃から、厚岸の牡蠣(カキ)、十勝の鮒(フナ)とともに「蝦夷の三絶」と言われたそうだ。

 そんな逸品にちなんだお祭りが「天塩川しじみまつり」。昨年は町内外から約8000人が来場したが、今年も「しじみ等の魚介類の即売会」「しじみ汁の限定販売」「大粒しじみ詰め放題」など“シジミ党”を楽しませるメニューがたっぷり用意される。

 天塩町観光協会・計良徹会長のイチ押しグルメは「だしのうま味にあふれている」という天塩しじみラーメン。「道の駅てしお」や「てしお温泉・夕映レストラン」などで提供されている。さらに「天塩には人口より多い1万頭の乳牛がいて、牧草だけを餌にする牛から搾った宇野牧場の『最高峰の牛乳』やソフトクリームもオススメです」。天塩は雄大な自然と食の魅力に出会える町だ。

  ◇天塩町の主な見どころ

 【天塩川】本流の長さは全国4位の256キロ。天然記念物のオジロワシなどが飛来し、幻の魚イトウも生息。日本最長のカヌーツーリング大会が行われている。

 【川口遺跡】天塩川左岸の砂丘上に位置し、縄文時代から擦文時代にかけての竪穴式住居跡が230基も並ぶ貴重な遺跡。復元された住居もある。

 【オロロンライン】海岸線を走るライダー憧れの道。特に留萌―幌延間では日本海に沈む夕日や雄大な利尻富士を眺めながらのドライブは心地よい。

 【鏡沼海浜公園】バーベキューを楽しめる多目的施設やキャンプ場を設置、様々なイベント開催でも利用されている。近くには「てしお温泉夕映」も。

 ◆天塩町 日本海に面した西北部の中央にある。約2200年前の続縄文時代から天塩河口付近に先住民が竪穴建物を建てて集落を形成していたとされる。1869年に天塩郡発足。1878年に天塩村と命名。1924年に町制施行。主な産業はシジミ、サケなどの漁業や酪農、林業。「指パッチン」で知られるコメディアン・ポール牧さん(故人)の出身地でもある。人口2682人(5月末現在)。

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