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宮城仙北ボーイズ、2年連続7度目の選手権大会出場 139キロ右腕・菅原、下手投げ・山田の継投で目指すは全国制覇

スポーツ報知 / 2024年6月29日 7時0分

優勝し喜びを爆発させる宮城仙北ナイン

◆第55回日本少年野球選手権大会 東北中央支部予選 ▽決勝 宮城仙北ボーイズ3―1仙台育英学園秀光ボーイズ(6月15日・築館野球場)

 夏の全国大会・第55回選手権大会(8月2~7日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の東北中央支部予選の決勝が15日、築館野球場で行われ、宮城仙北ボーイズが仙台育英学園秀光ボーイズを下し2年連続7度目の出場を決めた。宮城仙北は仙台泉ボーイズとともに第18回全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)東北予選に出場する。

  ※  ※  ※

 2点リードの最終回2死二、三塁。一打同点のピンチを抑えた下手投げ・山田は仲間がつくった歓喜の輪に飛び込んだ。

 決勝の重圧なのか、自慢の絶妙な制球力が微妙に乱れるも気迫でカバー。「2年半やってきたことをこの大会にぶつけました」。試合後は猛練習の日々が頭によぎり、目を真っ赤にしていた。

 先発した最速139キロ右腕の菅原が力でねじ伏せた。3回まで7奪三振の力投。春は腰を痛めるなど苦しんだが、リミッターを外すかのように快速球を投げ込む。それでも「40点くらいの出来。高めに浮いたのが課題ですね」と66球の熱投を冷静に振り返った。

 指揮官のタクトもさえた。2点リードの4回、無死一、二塁のピンチに菅原から山田に交代。無死満塁のピンチにも「1点はいいぞ」と一言。初回、無死満塁から1点で終わった自らの攻撃を例にしてナインの気持ちを楽にさせた。監督の宣言通り1点に抑えると、直後の5回2死二塁から星が一塁線を破るタイムリー二塁打。「打てて気持ちは最高でした」と言う星に「あの1点が大きかった」と指揮官はたたえた。

 昨秋に決勝で寒河江に敗れ春季全国大会を逃してから、この試合に懸けていた。1番・捕手でチームをけん引した鈴木大は「きつい練習だったけど、最後に『自分たちが一番練習してきた』という答え合わせができた」と喜びに浸った。

 目指すは全国制覇。19年には東北勢最高の4強に進んだ。さらなる高みを目指して大阪へ乗り込む。

 【宮城仙北ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽3年生 ※高橋一球、山田悠月、菅原駿、鈴木大登、宮野大河、西田悠隼、星遥希、山下怜歩、千葉晴翔、安田篤人、吉野諒、遊佐心翔、早川空臣、神野煌世、久保田悠正、山崎旬也、鈴木蒼翔、佐々木翼、阿部凌久士、平大地、門脇尚希、三浦貫、佐藤健、佐藤芹成、阿部琉生

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