ＢＭＸフリースタイルパーク 東京五輪５位の中村輪夢が２大会連続五輪代表

パリ五輪代表に内定した中村輪夢

　日本自転車競技連盟は２８日、パリ五輪のＢＭＸフリースタイル・パーク代表として、２１年東京五輪５位の中村輪夢（りむ、ウイングアーク１ｓｔ）を選出したことを発表した。リザーブは小沢楓が入った。

　中村は種目に採用された東京五輪で５位入賞。２２年の世界選手権決勝で９３・８０点をマークし、日本人として初制覇。同大会はパリ五輪の予選も兼ねており、大きく出場権に近づいていた。昨年はアジア選手権で優勝。連覇を狙った世界選手権は４位だった。都市型スポーツ４競技のパリ五輪予選シリーズでは５月の第１戦で日本人では唯一、決勝に進み、９位。今月中旬の第２戦は８位になっていた。

　◆中村　輪夢（なかむら・りむ）２００２年２月９日、京都市生まれ。２２歳。３歳で競技を始め、５歳で大会初出場。中学生でプロ転向し、３年時の１６年に強豪が集う大会「Ｇショックタフネス」で優勝。１９年度Ｗ杯総合優勝。同年ＵＣＩ年間ランキングで日本男子初の１位。２１年東京五輪は５位入賞。２２年世界選手権で日本人初優勝。１７０センチ。家族は両親と姉。