1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

日本人初のスプラッシュヒットなるか 大谷翔平の“敵”は調子の良さ

スポーツ報知 / 2024年6月29日 4時0分

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)の敵地・ジャイアンツ戦で、3試合連続先頭打者本塁打と初の「スプラッシュヒット」を狙う。2試合連続先頭弾を放ち、25本塁打でリーグトップを独走中。3戦連続となればメジャー史上4人目で、スプラッシュヒット達成なら日本人初の快挙になる。ダブル達成の可能性を、オラクルパークを見た安藤宏太記者が占う。

 * * *

 ドジャース史上初の10試合連続打点、敵地での2戦連続先頭弾など、多くの記録を塗り替え続ける大谷だが、28日の敵地・ジャイアンツ戦でも歴史を刻む期待がかかる。

 直近10試合で8本塁打。勢いは十分だ。ジャイアンツの先発は右腕で3年連続2ケタ勝利の実力を持つウェブ。大谷は本塁打こそないが、これまで7打数3安打の打率4割2分9厘と苦手ではない。今季も4、5月に対戦しており、イメージはばっちりで、いきなりアーチを描く可能性は十分にある。3戦連続先頭弾となれば、18年アクーニャ(ブレーブス)、23年バードゥーゴ(Rソックス)、唯一4戦連続を記録した1996年アンダーソン(オリオールズ)に次ぐ4人目の快挙だ。

 一方で、オラクルパークの右翼場外のマッコビー湾に飛び込む本塁打「スプラッシュヒット」は調子がいいからこそ、難しいかもしれない。海に飛び込むためには、思い切り引っ張って右翼席を越えていく必要がある。

 好調時の大谷のホームランは中堅方向が中心。飛距離は問題ないが、5月14日に同球場で446フィート(約136メートル)の特大弾を放った際も右中間最深部だったため、海までは届かなかった。ここ最近も中堅、右中間へのアーチが多く、右越えは16日の19号が最後。ただ、ウェブは今季の直球系の平均が148キロほどと速くなく、比較的引っ張りやすい相手とも言える。ジャストミートすれば、スプラッシュ先頭弾が見られるかもしれない。(安藤 宏太)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください