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巨人浮上のポイントは「3回の攻撃」にあり…高橋由伸氏が指摘するチームのかみ合わせとは

スポーツ報知 / 2024年6月29日 5時15分

3回1死二、三塁、岡本和真の遊飛で併殺となったヘルナンデス〈42〉(カメラ・清水 武)

◆JERA セ・リーグ 巨人3×―2広島=延長10回=(28日・東京ドーム)

 巨人打線の調子は上がっている。丸が1番で好調を維持し、3番にヘルナンデスが定着。課題の5番も大城卓ではまりそうだ。ただ、3回のようなミスが、上位浮上への課題になるだろう。

 まず、無死一塁。初回は送りバントを選択したベンチが強攻策に変えた。吉川は初球から高めを連続ファウル。指示は「フリー」か「転がせ」だったのか、スイングが中途半端に見えた。結果、1ボール2ストライクから一塁走者・丸が二盗を試み、完全にセーフのタイミング。しかし、尚輝は左飛に倒れる。打者心理として、ボールを見逃すのは難しいが、丸の動きを察知できていたなら、せめてゴロは打ってほしかった。

 さらに1死二、三塁。岡本和の遊撃後方のフライを小園が好捕した。戻れず併殺となった二塁走者・ヘルナンデスだが、鉄則は二塁ベース寄りで様子を見ないといけない。たとえ打球が落ちても本塁にはかえれないのだから、勝負するところではない。5回に逆転した直後のけん制死もしかりだ。

 波に乗れないチーム状況下、点を取りたい気持ちが、逆に余裕のなさを感じる。5回にその2人が打って取り返したのだから結果オーライだが、さらにチームのかみ合わせを良くしていければ、9回で勝ち切れるはずだ。(スポーツ報知評論家・高橋 由伸)

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