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吉田正尚が今季初2試合連続長打…81試合消化でシーズン折り返し「やれることにベスト尽くしている」

スポーツ報知 / 2024年6月29日 12時33分

◆米大リーグ レッドソックス2―9パドレス(28日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が「6番・DH」で先発。第1打席に右翼線二塁打を放つなど、2打数1安打1死球1四球で、打率は2割4分4厘となった。パドレスの松井裕樹投手は、9―2で迎えた9回に5番手で出場し、1被安打無失点で10試合連続無失点。吉田との2023年WBC侍ジャパン対決は、実現しなかった。

 吉田のバットが鋭い音をとどろかせた。2回1死で迎えた第1打席。相手先発バスケスのシンカーを引っ張った。打球は右翼線を割り、吉田は滑り込むことなく、二塁を陥れた。26日(日本時間27日)のブルージェイズは、打席がまわる前に降雨サスペンデッドとなっており、25日(同26日)の二塁打とあわせて今季初の2試合連続長打となった。

 「投げっぷりがいいので、しっかりゾーンを決めていた。(ボールを)動かしてくるので、自分のポイントで打てるように」と球種が多彩なバスケス対策を講じて挑んだ第1打席で結果を出した。「追い込まれていたので、ボールをしっかり見ようと思っていた。飛んだコースが良かったと思います」と、うなずいた。

 6回の第3打席は初球を左すねに当てられる死球。8回は相手4番手の左腕デービスに対し、しっかり両サイドを見極めて四球を選び、3打席出塁としたが、打線は後続が続かなかった。

 この日で81試合を消化(43勝38敗)。吉田にとっては、左親指の負傷による渡米後初の負傷者リスト入りを経験するなど、メジャー1年目以上に苦しい前半戦となった。

 「思うようにはなかなかいきませんけど、今、やれることにベストを尽くしているつもりなので。試合に出るときは貢献できるように、準備はしっかりやりたいと思います」と、前を見つめる。今季はここまで、左投手の対戦数が少ないが、この日は第4打席に左腕からしっかり四球を選んで選球眼の良さをアピールし、第2戦以降で、昨年3月のWBC大会以来の再会となったパドレスの松井裕樹投手との“侍対決”も期待される。

 試合前には松井と談笑するなど、お互いの健闘を誓い合った。「(対戦は)このカードしかないので。楽天の時からクローザーで、いいピッチャーです」と吉田。試練を乗り越え、残り81試合の逆襲に挑む。

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