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ファンキー加藤ら参戦で史上初の「都電プロレス」開催…DDTが荒川線内で激闘を展開

スポーツ報知 / 2024年6月29日 16時23分

史上初の「都電プロレス」で激闘を展開した鈴木みのる(左)と高木三四郎

 DDTプロレスが29日、都電荒川線(東京さくらトラム)で史上初の都電プロレスを開催。著名プロレスラー、芸能人、政治家もサプライズで登場のハチャメチャな戦いを繰り広げた。

 これまで銚子鉄道、千葉都市モノレール、小湊鉄道で列車プロレスを実施。昨年9月18日にはのぞみ号車内で世界初の新幹線プロレスを行い、話題となったDDT。今回の都電プロレスの戦場となったのは荒川車庫前~三ノ輪橋間の往復区間だった。

 対戦カードは同団体を運営するCyberFightの高木三四郎副社長と“プロレス王”鈴木みのるのシングルマッチで、試合形式はどこでもフォールが可能なエニウェアフォールマッチ。高木は7月21日の両国国技館大会をもって無期限休養に入るが、過去に路上プロレス、新幹線プロレスを含め、鈴木にシングルで3連敗を喫しており、休養前に何としてもリベンジを果たしたいと、戦いの場へ。

 まず荒川車庫前駅の前にある思い出広場でセレモニーが催され、高木と鈴木が入場。プロレスラーでもある川松真一朗都議も出席。そして都知事選の最中の小池百合子都知事もまさかの登場。「今日はプロレスにはいいお天気。熱い戦いを期待しています」と激励し、「都電プロレス、スタート!」のオープニングコールも。小池都知事は“公務”で、都電の視察に来た模様で、始発駅から電車に乗り込んだ。

 序盤、高木と鈴木はレスリングの攻防。高木のチョップ、鈴木のエルボーの打ち合いから、高木が羽交い締めにすると、小池知事が鈴木にチョップを一閃し、2駅目の小台駅で下車。3駅目の宮ノ前駅でウナギ・サヤカ(アイアンマンヘビーメタル級王者)が乗ると、高木と共闘。ハンディキャップマッチの様相に。続いて、熊野前駅で佐藤光留が乗り、鈴木に加勢。

 東尾久三丁目駅でヤンキーレスラー・立花誠吾が乗ると、鈴木と光留に手を貸し、高木側には最初から乗車していた川松都議が加わる。いつの間にか、鈴木にほかの5人が攻撃し、1vs5の形勢に。本来、高木と鈴木のシングル戦のはずがハチャメチャな展開に発展した。

 町屋二丁目駅で元警官の植木嵩行が乗り、ニセの拳銃を出すと、鈴木が取り上げて「打つぞ!」と威嚇。すると、多くの選手は荒川七丁目駅で下車。鈴木がタオルでウナギを絞めてギブアップを奪い、アイアンマン王座がタオルに移動。荒川二丁目駅ではお笑いタレントのスギちゃんが乗車し、「サンミュージックでは俺が先輩だ」と鈴木を挑発し、タオルからアイアンマン王座を奪うも、タオルが即奪還。

 折り返し地点の三ノ輪橋駅では停車中にDDTのMAOと正田壮史が入ってきて、高木と鈴木に対峙も、2人で激しい襲撃戦に。だが、発車前に2人は高木と鈴木に排除され降車。三ノ輪橋駅を出発し、1駅目の荒川一中前駅に着くと、歌手のファンキー加藤が乗車してきた。

 加藤は7月24日発売のベストアルバム「My BEST」から「VOYAGE」を熱唱。荒川二丁目駅でウナギ、光留、植木、川松都議、立花の5人が再び乗ってくると、みんなで加藤と共に歌う。加藤は歌いながら、立花にジャンピング・ニー、鈴木にはエルボーをかます。

 町屋二丁目駅で、高木、鈴木、加藤以外の選手が降車。次の東尾久三丁目駅では「WWE SUPERSTAR MEIKO SATOMURA」(里村明衣子)が乗車で、加藤と歌対決。加藤はタオルからフォールを奪い、宮ノ前駅でアイアンマンベルトを持って逃走し、里村も下車。これで完全に高木vs鈴木の一騎打ちの構図に戻ったが、小台駅で駅員の帽子をかぶった獣神サンダー・ライガー氏が乗ってきて、因縁深き鈴木と口論になり掌底で一撃すると業務に戻る。

 鈴木は高木のラリアットをかわすと、ゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い勝負を制した。

 試合後、思い出広場に戻ると、敗れた高木が休養前の引退を宣言し、10カウントゴングが鳴らされると、高木は途中で「ウソじゃ!」と言い出し、ストーンコールドスタナーを発射。怒った鈴木が高木を追いかけて大会は終了した。

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