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大阪松竹座「七月大歌舞伎」館前行事で初代中村萬壽「43年間名乗った時蔵を息子にとられ…」

スポーツ報知 / 2024年6月29日 16時56分

「七月大歌舞伎」船乗り込みが華やかに行われた

 大阪松竹座公演「七月大歌舞伎」(7月3~26日)を前に、出演者が船で川を巡る大阪初夏の風物詩「船乗り込み」が29日、大阪・道頓堀川で行われ、大勢の歌舞伎ファンに迎えられた。

 道頓堀の川沿いには、今年結成45周年の「関西・歌舞伎を愛する会」の会員が駆けつけ、紙吹雪やクラッカーで浴衣姿の歌舞伎俳優を出迎えた。船上では片岡仁左衛門が、初代中村萬壽(まんじゅ)、6代目中村時蔵、5代目中村梅枝らと同じ船に乗り、沿道からの「松嶋屋」「萬屋」の掛け声が飛び交い、笑顔で手を振った。

 コロナ禍で中止されていた松竹座の館前行事も復活した。萬壽は「5年ぶりの出演で、43年間名乗りました時蔵という名前を息子にとられまして…あっ譲りまして、初代中村萬壽となりました。期待を裏切らないように精いっぱいつとめますので、どうぞよろしくお願いいたします」と笑顔であいさつ。息子の時蔵は「私は決して名前を取ったわけではありません」と、笑いを誘いながら「皆様お誘い合わせの上、何度もお越しいただけるとありがたいです」とさわやかな笑みをうかべた。また、初舞台となる孫の梅枝は「中村梅枝です。松竹座が初めてなので楽しみです」と名乗り、劇場前に集まった観客から「かわいい」と歓声があがった。

 最後は仁左衛門が「今回は何と言いましても、萬屋さん三代のご披露を大成功におさめたいと思っています。また、小さい子どもたちが3人も出演します。ぜひ応援してください。私も一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします」とあいさつし、大阪締めで締めた。

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