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【中日】10試合連続で2得点以下…球団ワースト記録に1と迫る 立浪監督「思い切りを出してやってほしい」

スポーツ報知 / 2024年6月29日 17時18分

6回、選手交代を告げベンチに戻る立浪和義監督(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 中日1―5DeNA(29日・バンテリンドーム)

 中日は8安打1得点と、決定打を欠いて敗戦。これで10試合連続2得点以下とし、1956年の球団ワースト記録となる11試合まで1となった。

 2点を追う初回。先頭の福永が左前打で出塁すると、細川の右前打で1死一、三塁とチャンス拡大。2試合連続で4番に入ったカリステが左前適時打で1点を返した。前日に続き、3番・細川、4番・カリステ、5番・板山の新クリーンアップが機能した。だが、塁には出るものの、打線がつながらず、5試合連続の1得点。立浪監督は「(攻撃が)淡泊に映ってたかもしれないけど、ミーティングをして、狙い球を絞ってやってる中で、打ちにいけたところもあるし、そうじゃなかったところもある。もう少し徹底して、思い切りを出してやってほしい」と積極性を求めた。

 4月20日の阪神戦(甲子園)以来の先発となった大野は、5回7安打5失点で今季2敗目。4番・牧に2発を被弾するなど、試合のリズムを作れず、「チームの士気を下げる投球となってしまいました。申し訳ないです」と肩を落とした。

 チームは、今月初めての3連敗で、今季ワーストの借金7とした。立浪監督は「今が踏ん張りどき。また明日、全員で(白星を)取れるようにやっていきたい」と前を向いた。

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