1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【広島】大瀬良大地「僕が何とか手をつけてやろうと」前日の新井監督談話を刺激に巨人・丸封じに成功

スポーツ報知 / 2024年6月29日 18時46分

6回1死一塁、丸佳浩を遊ゴロ併殺に打ち取り、ガッツポーズをする大瀬良大地(カメラ・相川 和寛)

◆JERAセ・リーグ 巨人―広島(29日・東京ドーム)

 広島の大瀬良大地投手が、7回途中無失点と好投した。8戦白星なしで3連敗中だった東京Dで18年4月15日以来、6年ぶりの白星はお預けとなったが、連続無失点を球団歴代単独2位の35回1/3に伸ばし、球団記録の09年・大竹寛の43イニングに望みをつないだ。

 前日、チームがサヨナラ弾を含む4安打された丸封じに成功した。初回先頭で見逃し三振に仕留めると、6回1死一塁の場面では遊ゴロ併殺に仕留め、激しくガッツポーズ。3打数無安打と仕事をさせなかった。

 「昨日(の試合後に)新井監督が『今はちょっと手がつけられない』とコメントされていた。じゃあ、僕が何とか手をつけてやろうとかなと、ちょっと気合入れました。まずは丸さんを打たせず、勢いを与えないようにしたいなという思いは、監督のコメント見て思っていた。結果的に打たせずに済んで良かったかなと思います」

 1点リードの7回は1死二、三塁のピンチを背負って交代が告げられた。無失点記録の継続をリリーフ陣に託した形となったが、塹江と森浦がワンポイント救援で期待に応えた。

 「もちろん、あそこはイニングを完了して終わりたかったですけど、ウチのリリーバーは鉄壁なので『任せたぞ!』と。やれることはやった中で、やり切って『お願いします』という気持ちでした」

 7日の本拠・ロッテ戦でプロ野球90人目(102度目)の無安打無得点を達成した右腕。その前の5月31日の敵地ソフトバンク戦の2回から無失点を続ける。6月は4戦29回1/3イニングを無失点。交流戦は球団史上初、史上6人目の防御率0・00をマークした勢いそのまま、6月は月間防御率0・00で終えた。

 「力勝負で三振を取るようなタイプじゃないので、本当に守ってくれているおかげ。守ってもらいながらゼロを継続できている。僕だけじゃなくてチームみんなの記録。そういった意味では続けていければ良いかなと思う。一イニング一イニングの積み重ねなので、また次の登板の初回、頑張りたいなと思います」

 リーグトップの防御率も0・87から0・80となった。次回登板で、残り7回2/3と迫る大竹の球団記録更新を目指す。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください