富樫勇樹、八村塁の合流“第一声”明かす「今って平成何年ですか？」初対面メンバーとは「彼が名前覚えるところから」

チームに合流した八村塁（カメラ・越川　亘）

　バスケットボール男子日本代表のパリ五輪代表候補による強化合宿が２９日、都内で公開され、主将の富樫勇樹（千葉Ｊ）は「近づいてきた実感ある。東京五輪と去年のＷ杯の経験は僕にとっても大きなもの。チームとしても（五輪に）２大会連続出場できるので、ベスト８の目標に向かってチーム一丸、残り１か月練習して行きたい」と意気込んだ。

　本番まで残り１か月を切り、このタイミングでＮＢＡレイカーズの八村塁も合流。「半分以上、会ったこともないような選手多い。これから時間かかるかなと。塁が全員の名前覚えるところから始まると思うので、彼次第だなと思います」と語った。

　また報道陣から、八村との会話を聞かれると、「いい質問ですね～」と富樫。続けて「僕ではないが、多分彼、本当に久しぶりの日本だと思うんですけど、一番最初にトレーナー陣と挨拶をして、最初に言った言葉が『今って平成何年ですか？』って（笑い）。もう、それで分かっていただけると思います」と笑顔でエピソードを明かした。

　候補は現在１６人。最終的には１２人が五輪代表となる。

　男子日本代表は今後、７月５、７日に東京・有明アリーナで開催される韓国との強化試合２試合に挑む。