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巨人・ヘルナンデス「軸足に体重を残してボールを長く見極めよう」で適時内野安打 11戦連続安打で打率3割5分

スポーツ報知 / 2024年6月30日 5時10分

8回2死満塁、ヘルナンデスの打球は適時内野安打となった(カメラ・今成 良輔)

◆JERA セ・リーグ 巨人1ー2広島(29日・東京ドーム)

 必死に食らいついた。1点を追う8回2死満塁、巨人・ヘルナンデスは島内の高め157キロ直球を捉えた。強烈な打球は一塁の堂林のミットをはじく、同点のタイムリー内野安打となった。全速力で一塁を駆け抜けた助っ人は「とにかくランナーがかえってこられるバッティングをしようと心がけていた。それができたと思います」と振り返った。

 チームに勢いを与えた。4回2死、大瀬良の137キロカットボールを左中間にはじき返す二塁打。「1打席目で空振り三振だったので、極力軸足に体重を残してボールを長く見極めようと意識して打席に入りました」。これが巨人打線のこの試合初ヒットとなった。

 28日の同カードでの猛打賞に続くマルチ安打で、打率は3割5分まで上昇。11戦連続安打と勢いが止まらない29歳は「これからも1点でも多く取れるように努力を続けていきたい」と力強く言い切った。(井上 信太郎)

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