巨人・浅野翔吾「完璧。狙っていた球種をフルスイング」２戦ぶり４号 直近５戦４割７分６厘

試合後に笑顔を見せる浅野（カメラ・岡野　将大）

◆イースタン・リーグ　巨人６ー４ＤｅＮＡ（２９日・ジャイアンツ）

　巨人の浅野翔吾外野手（１９）が２９日、イースタンのＤｅＮＡ戦で今季４号ソロを含む２安打１打点をマークした。１点を追う初回１死で直球を捉えて左翼席へ２戦ぶりの同点ソロとし「完璧。狙っていた球種を逃さずにフルスイングできた。狙い球をしっかりと絞ってフルスイングする意識の中で、ミスショットしても外野まで持っていくスイングができている」。７回２死でも左前へ運び、２戦ぶりの複数安打を記録した。

　直近５試合で２１打数１０安打の打率４割７分６厘、２本塁打と状態を上げており「しっかりと振れていることが一番の好調の要因かな」と手応えをにじませた。桑田２軍監督は「甘い球は捉えられるようになってきている」と評価。しかし５回１死二、三塁で空振り三振に倒れた打席を例に「三振以外で、という場面だったから勉強になったんじゃないか。まだまだ勉強中。一球一球、状況が変わっていく中での対応力を身につけていくことが大事」とさらなる成長を求めた。