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ダイヤ入り200万円特注ネックレスを力に…ハマのエースが球団左腕初開幕7連勝

スポーツ報知 / 2024年6月30日 6時0分

ウィニングボールを受け取り笑顔を見せる東(カメラ・朝田 秀司)

◆JERA セ・リーグ 中日1ー5DeNA(29日・バンテリンドーム)

 冷静に記録を打ち立てた。DeNAの東克樹投手(28)が、粘って開幕から無傷の7連勝を飾った。球団では68年の島田源太郎と72年の坂井勝二以来、左腕では球団初の快挙となった。7回6安打1失点、7奪三振で試合をまとめ「しっかり焦ることなく一個一個丁寧にアウトを取ることを心がけた」と語った。

 これがエースの力だ。2―0の初回1死一塁。細川、カリステの連打で1点を失った。敵地のマウンドの高さや硬さの対応に苦しみ、中盤からは右足に張りも感じた。走者を許しても要所を締めて「(マウンドに)アジャストできなかった中で、しっかりと試合はつくることができた」と最少失点で7回まで投げ切った。

 ライバルが刺激になっている。2月の沖縄・宜野湾キャンプ中、大学時代から交流がある阪神・伊藤将、昨年のオールスターで仲を深めた中日・小笠原と“左腕会”を開催した。そこで小笠原のオーダーメイドのネックレスに“一目ぼれ”。東も同様に昨季、最多勝&最高勝率のご褒美として、自身のシルエットにダイヤをちりばめた約200万円のネックレスをオーダーした。登板日以外に身につけるが、目にするライバルの活躍を思い出し「絶対に負けたくない」と気を奮い立てている。「価値が分かるようになった時にはあげようかな」と現在3歳のまな娘に将来的に贈りたいパパらしい一面ものぞかせた。

 チームも3連勝で5月6日以来2位に浮上。自身も昨季から24試合連続のクオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)もクリアした。「1点取られても、あと2点あるというマインドでずっとやっている」と秘訣(ひけつ)を語った。常に冷静に腕を振る。(内藤 菜月)

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