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【阪神】先制されたら12連敗で3位に転落 2か月連続の負け越し

スポーツ報知 / 2024年6月30日 5時0分

3回途中、投手交代を告げた岡田彰布監督(カメラ・清水 武)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト6―1阪神(29日・神宮)

 反発力を欠くチームに初回の3失点は重すぎた。阪神・岡田彰布監督(66)は伊藤将の立ち上がりに「高いよ、もう。全部高かった」とため息をついた。先頭の丸山和に四球。高めに浮くボールが目立ち、そのまま崩れた。宮本の右前打で無死一、三塁とされ、オスナに先制二塁打。村上の二ゴロとサンタナの右犠飛で、それぞれ追加点を献上した。

 先制された試合はこれで12連敗で、今季7勝24敗3分け。リーグ最低のチーム打率2割1分9厘では、後手に回った時点で苦しい。それでも打者有利といわれる神宮で、投手力が不安なヤクルトが相手。まだ追えた可能性はあったが、さらに自滅した。3回1死一塁でオスナが併殺コースの二ゴロ。だが、中野からの送球を遊撃・小幡が落球した。一、二塁で村上、サンタナの中軸へ。長岡まで3連打され、2点を追加された伊藤将は2回1/3を5安打5失点(自責4)でKOされ「走者を置いて耐えられなかった」とうなだれた。

 「一番ミスが出たらあかん打順や」と岡田監督。左腕が立ち直りかけていただけに「併殺取ってたら、どうってことなかった。完全に流れがこなくなった」と嘆いた。3位に転落し、首位と今季最大タイの4差。6月は9勝11敗1分けで、昨季はなかった2か月連続の負け越しも決まった。

 5点差は厳しいとはいえ、攻撃も不満。「点入れへん時、みんなボール球を打ってるやろ」。特に顕著で3打数無安打の森下には、5回の守備から交代を命じた。「悪いどころちゃう。ナンボ言うてもあかん」と指示を実行できない姿に、おかんむり。「(報道陣に)ミーティング聞かせてやりたいわ」と失笑とともに球場を後にした。(安藤 理)

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