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「経験値がある」肉離れの渡辺雄太が五輪出場を信じる過去の”成功体験”

スポーツ報知 / 2024年6月30日 5時0分

個別メニューで調整した渡辺(左)と、ホーバス監督(カメラ・越川 亘)

 バスケットボール男子日本代表のパリ五輪候補合宿が29日、都内で行われ、ついに“NBA組”が合流した。今季グリズリーズでプレーした渡辺雄太(29)は左ふくらはぎの肉離れで、いきなりの別メニュー調整。「ギリギリのところ」と現状は黄信号も、自身のSNSで「五輪までに死ぬ気で治します」と誓った。レイカーズの八村塁(26)は3年ぶり参戦で「すごい楽しみにしている」と語った。

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 ダブルエースの一角がアクシデントに見舞われていた。渡辺は取材の冒頭、「隠すことでもないので」と6月上旬に左ふくらはぎを肉離れしたことを告白。当時の診断では全治最大8週間。順調に回復が進む中、先週再び悪化したという。「治るかどうかギリギリのところ」と五輪本番に暗雲。「焦りやいらだちも正直ある」と語った一方で、自身のSNSには「五輪までに死ぬ気で治します」と誓いをつづった。

 チームはこの日から練習スタートも、渡辺は別メニューで調整。練習後にはトム・ホーバス監督(57)と話し込み、軽めにシュートを放つ場面も。「今はやれることに全力を尽くして、本番まで少しでも足をよくするところを心がけたい」と冷静に言葉を並べた。

 昨夏のW杯も本番前の強化試合で、右足首を捻挫。“ぶっつけ本番”となったが、全5試合に出場し、エースとして躍動。パリ五輪出場権獲得に大きく貢献した。「去年もギリギリのところでやり切ったので、経験値がある」と過去の自分を信じて進む。全治は「現状、あと何週間とか分からない状況」と未定で、7月5、7日の韓国との強化試合(有明アリーナ)は欠場。「やれる最大のことをやって回復できれば」と五輪に全力で合わせていく。

 渡辺と同時に、NBAレイカーズの八村も合流した。一緒に代表活動をするのは、21年東京五輪以来、3年ぶり。「彼の存在は僕たちにとってすごく大きなものになる。彼とプレーできるのは楽しみ。去年(のW杯)とは違う強い日本代表を今年も見せられたら」と力を込めた。(小林 玲花)

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