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大谷翔平を苦しめた球審、20球がミスジャッジと米サイト分析 ストライク、ボールの正確性は86%

スポーツ報知 / 2024年6月30日 2時33分

◆米大リーグ ジャイアンツ5×―3ドジャース(28日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)、敵地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、打席に立つごとに大ブーイングと歓声が入り交じる中、3打数1安打、1申告敬遠で3試合連続本塁打はならず、10試合連続打点もストップした。チームも9回表に一度は追いついたが、サヨナラ本塁打を浴びて4連勝が止まった。

 ジャイアンツの先発エース右腕・ウェブに対し、3試合連続先頭打者本塁打の期待がかかった初回先頭の1打席目は3球で見逃し三振。バットを振らなかった1、3球目はMLB公式サイトのコース表示ではストライクゾーンに入っていない際どいコースのボールだったが、ストライク判定された。3回1死走者なしの2打席目も際どいコースの判定で2ボールから2球連続見逃しストライクでカウント2―2となると、相手の好守もあって遊ゴロ。1点を先取した5回の1死三塁で迎えた3打席目は今季3個目の申告敬遠で出塁し、スミスの中前適時打につなげた。4打席目に一塁への内野安打を放つので精いっぱいだった。

 試合後、球審のストライクゾーンの判定を分析する米サイト「アンパイアスコアカード」では、同試合を担当したエドウィン・ヒメネス球審のジャッジを分析。ストライクゾーンの正しいジャッジの球審全体の平均は92%だが、この試合では139球のうち正確なジャッジは119球で確率は86%で、20球のミスがあったとした。ストライク判定されたボールのうち正しいジャッジだったのは審判平均88%だが、54球中で40球で74%、ボール判定で正しかったのは審判平均97%だが、85球中79球で93%。いずれも平均を大きく下回る結果となった。だが、ミスジャッジは両軍に差はほとんどなかったと分析された。

 この試合では、ジャイアンツ先発のウェブが速い球速で動くシンカーを多投する組み立てだったことも球審を泣かせた。

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