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J2藤枝 4試合ぶり白星…最下位・群馬に逆転勝ち…DF鈴木が同点の今季1号、MF西矢が勝ち越しミドル

スポーツ報知 / 2024年6月30日 8時10分

後半18分、同点ゴールを決める藤枝・鈴木(左から2人目=カメラ・武藤 瑞基)

◇明治安田J2リーグ 第22節 藤枝2-1群馬(29日・正田スタ)

 藤枝MYFCは最下位の群馬に2―1で逆転勝ち。4試合ぶりに勝ち点3を挙げた。1点を追う後半18分、18試合ぶり先発のDF鈴木翔太(27)がCKから同点の今季1号。同40分にはMF西矢健人(24)が勝ち越しミドルを決めた。

 驚がくの一撃で連敗を止めた。藤枝は後半40分、中盤でボールを受けたMF西矢がペナルティエリアから遠く離れた位置から左足を振り抜く。美しく弧を描いたボールはそのままネットに吸い込まれた。「ふかさず、サイドネットに強いボールをたたき込もうと思った。めちゃくちゃうれしいです」。“スーパーゴラッソ”で勝ち越し点を奪ったボランチは、仲間の祝福を気持ち良さそうに受け止めた。

 最下位相手に黙って引き下がるわけにはいかなかった。1点を追う後半18分、右CKにDF鈴木が飛び込む。3月16日の岡山戦以来、18試合ぶりの先発に向け「勝つために最大限のプレーをしたい」と意気込んでいた背番号3が頭でねじ込んだ。昨年9月の東京V戦以来のゴールで試合を振り出しに戻した。

 直近は清水、横浜FC、長崎と上位に3連敗。この日は鈴木が18試合ぶり、MF前田がリーグ戦初の先発に抜てきされるなど布陣にメスが入った。前半20分、カウンターから先制点を奪われたものの序盤から常にボールを握り続け、足を止めずに“ジャブ”を打ち続けたことで相手が疲弊。今季の群馬戦は2試合連続逆転で制して意地を見せた。

 今季3度目の逆転勝ちにも、須藤大輔監督(47)は「もっともっと上に行くためには後半のような戦いを前半からしていきたい」とコメントした。次節は7月6日にホームで水戸戦を迎える。敵地で挙げた価値ある白星を、今後への良薬とする。

(武藤 瑞基)

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