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【巨人】1点を返された6回に珍事 審判が「交代させられないと勘違い」で一時中断

スポーツ報知 / 2024年6月30日 16時4分

6回途中、高梨の投手交代でマウンドに集まる審判と巨人ナイン(カメラ・頓所 美代子)

◆JERA セ・リーグ 巨人ー広島(30日・東京ドーム)

 3点のリードで迎えた6回、広島に1点を返された。

 勝ち投手の権利を得た菅野は6回、先頭の野間峻祥外野手に一塁強襲安打。1死から小園海斗内野手に右前打されたところで阿部慎之助監督がマウンドに向かい降板を告げた。

 2番手で高梨雄平投手が登板し、坂倉将吾捕手に右翼線二塁打を打たれ、1点を返された。

 2死となってから代打・二俣翔一内野手が送られると、巨人は杉内俊哉投手チーフコーチがマウンドに向かい、3番手・船迫大雅投手に交代しようとしたが、ここで審判団が集まって協議。

 しばらくして、責任審判の川口審判が「ピッチャー交代させられないと勘違いしたのですが、ピッチングコーチが帰っていないので交代することができますので、ピッチャー交代いたします」と場内アナウンス。審判の勘違いという珍しい理由で中断となったが、そのまま船迫が登板。代打の代打・松山竜平外野手を申告敬遠して満塁となったが、石原貴規捕手を遊ゴロに仕留め、追加点は許さなかった。

 ◆公認野球規則5.10(l)マウンドに行ける回数 【注2】 監督(またはコーチ)が投手のもとへ行った後、ファウルラインを越えて引き上げたら、その投手は、そのときの打者がアウトになるか、走者になるか、または攻守交代になるまで投球した後でなければ退くことはできない。ただし、その打 者に代打者が出た場合は、この限りではない。

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