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大仁田厚の“化身”ミル・マスアツシ、MASKMANZライブで熱唱「夢は忘れちゃいけないと思ってます!」

スポーツ報知 / 2024年6月30日 14時43分

MASKMANZライブで熱唱する大仁田厚の“化身”ミル・マスアツシ

 「邪道」大仁田厚(66)の“化身”ミル・マスアツシが30日、東京・両国のライブハウス「SUNRIZE」で開催された謎の覆面4人組「MASKMANZ(マスクマンズ)」のライブ「マスクマンズ1stアルバム レコ初ライブ☆両国場所」にボーカルとして登場。この日発売のファーストアルバム「ブラザー」の楽曲中心に11曲を披露した。

 「MASKMANZ」は大仁田の主宰団体・FMWEから誕生したマスクマンズ4人組。

 大仁田と声も体型もそっくりの「ミル・マスアツシ」は真っ赤なマスク姿で登場するやいなや大仁田が過去にリリースした「ガンガンガンバレ~青春爆破~」などを次々と熱唱。“本家”ばりにペットボトルの水を巻き散らし、観客も会場も冒頭から水浸しにした。

 自身も頭から水を浴び、「パンツまでびしょびしょだよ!」と絶叫したマスアツシ。大仁田の試合の際に使用する斉藤和義の「やさしくなりたい」、歌手・大仁田の持ち歌「どんでん返しビリビリポー!」、「愛しちゃってGOMEN」などアンコールのアルバム収録曲「レインボートレイン」、再度の「ガンガンガンバレ~」まで11曲を熱唱。約2時間のライブの最後は「ありがとよ!」の絶叫で締めくくり、もはや正体は明らかな一幕もあった。

 熱狂のライブを歌い上げたマスアツシは「俺の親せきのいとこの大仁田厚は7回引退して、7回カムバックしたってことでいろいろ言われますけど、その時々、一生懸命、戦ってます。プロレスというものが大仁田にエネルギーを与えてくれてるんです」と、本人に成り代わって言葉を紡ぐと、「小っちゃな夢だろうと、やっぱり、夢は忘れちゃいけないと思ってます。大仁田は50周年なんです! (8月24日のメモリアル大会には)ドリー・ファンク(・ジュニア)が来ます!」と、真剣に訴えかけていた。(中村 健吾)

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