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ジェシー・ロドリゲスがエストラダに7回KO勝利 将来的に井岡一翔との3団体統一戦も

スポーツ報知 / 2024年6月30日 15時16分

ジェシー・ロドリゲス

 ◆プロボクシング ▽WBC世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・フアンフランシスコ・エストラダ―ジェシー・ロドリゲス(29日=日本時間30日、米フェニックス)

 WBC世界スーパーフライ級王者・フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)と、同級1位で元IBF、WBO世界フライ級(50・8キロ以下)統一王者ジェシー・ロドリゲス(帝拳/米国)とのタイトルマッチが29日(日本時間30日)に行われた。お互いにダウンを奪い合う激戦はロドリゲスが7回KO勝利した。

 4回に試合を優位に進めていたロドリゲスが左ストレートでダウンを奪う。しかし、王者のエストラダも6回に強烈な右でダウンを奪い返した。迎えた7回、ロドリゲスの狙いすました左ボディーを受けたエストラダがもん絶。立ち上がることができず、ロドリゲスの王座奪取が決まった。

 戦績は34歳のエストラダが44勝(28KO)4敗、24歳のロドリゲスが20勝(13KO)。

 エストラダは22年12月、元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との3度目の対決に勝って以来、1年6か月ぶりの試合。ロドリゲスは昨年12月、フライ級の王座統一戦でIBF王者サニー・エドワーズ(英国)を下して、統一王者となって以来のリングだった。

 戦前から現在、米老舗メディア「ザ・リング」のパウンドフォー・フォーパウンド(PFP、全階級を通じた最強ランキング)9位のロドリゲスが優位と見られていた。期待通りのKO勝利に評価はさらに高まりそうだ。ロドリゲスは最近自身が考えるPFPトップ3を発表。「私にとって、(オレクサンドル)ウシクが1位、井上(尚弥)が2位、(テレンス)クロフォードが3位。ウシクはヘビー級の絶対王者で、これを超える者はいない」とした。そして、自身もランキング上位になることを望んでいる。

 WBA同級王者の井岡一翔(志成)は7月20日に両国国技館でIBF王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)と王座統一戦を行った後、今回の試合の勝者との試合を希望。マルティネス戦に勝てば、将来的にロドリゲスとの3団体統一戦が行われる可能性もある。

 井岡はロドリゲスの兄で元WBA王者のジョシュア・フランコ(米国)とは2度対戦し、1勝1分け。因縁ある相手と統一戦が行われることになれば、注目の一戦となる。

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