【巨人】坂本勇人が不振脱却へ最先端研究室を活用 課題は上半身と下半身の連動性「意識して」

屋外でフリー打撃をする坂本勇人（カメラ・宮崎　亮太）　

　不振で２軍調整中の坂本勇人内野手が３０日、ジャイアンツ球場で２軍合流後初となる屋外での打撃練習を行った。高橋優を相手に３１スイングし、安打性の打球は１０本。「（この打球じゃ）捕られるか～」などと時折悔しそうな表情を見せながら広角に打球を打ち分けた。

　今季はここまで打率２割３分４厘、４本塁打、１８打点と低迷し、２７日に２軍に合流。２９日には選手寮に設置された最先端の研究室「Ｇ―ＢＡＳＥ」で動作解析などのデータ測定に取り組み、現在の課題を洗い出した。「もうちょっと（左足の）踏み込みが強い方がいいんじゃないかとか、そういうことを話し合った。それを踏まえながら、上と下（上半身と下半身）の連動性も打っていてあまりいい感じではないので、意識してやらないといけないと思います」と語った。