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【中日】田中幹也の先制2点打など7回3得点 球団ワーストタイ記録阻止 前日まで10試合連続2得点以下

スポーツ報知 / 2024年6月30日 16時25分

7回2死二、三塁、田中幹也が中前2点適時打を放つ(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 中日3―0DeNA(30日・バンテリンドーム)

 均衡を破った。中日・田中幹也内野手が、先制2点打を放った。

 0―0の7回2死二、三塁。2番手・徳山の148キロ直球を振り抜いて中前へ。走者2人を生還させ、自身は中堅手がホームに送球する間に二塁へ滑り込んだ。「絶対に打ってやろうと思った。よかったです」。右手の拳を突き上げた。

 続く細川が申告敬遠でなおも2死一、二塁とすると、カリステが3番手・坂本の132キロ変化球を左前に運ぶ適時二塁打で3点目を奪い、試合も3-0で勝利した。

 この日の試合前時点で、10試合連続2得点以下と苦戦。1956年の球団ワースト記録となる11試合にリーチがかかっていたが、11試合ぶりの3得点以上をマーク。6回まで4安打無得点に抑えられていた打線が、7回につながりを見せ、球団ワースト記録に並ぶのを回避した。

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