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日体大のパリ五輪壮行会に柔道・阿部兄妹ら28選手 レスリング・藤波朱理「日体大の誇りを持ち、必ず金メダル」

スポーツ報知 / 2024年6月30日 16時34分

壮行会で気合いを入れる(前列左から)文田健一郎、藤波朱理、阿部詩、阿部一二三、三上沙也加ら日体大のパリ五輪選手達  (カメラ・佐々木 清勝)

 日体大は30日、東京・世田谷キャンパスでパリ五輪・パラリンピックの壮行会を行った。柔道男子66キロ級の阿部一二三、同女子52キロ級の阿部詩(ともにパーク24)、レスリング女子53キロ級の藤波朱理(日体大)、飛び込み女子の三上紗也可(日体大大学院)ら現役学生とOB・OGで計28人が出席した。

 日体大関係者が五輪で獲得したメダルは、冬季大会を含めて金43を含む153個を数える。今大会も既に阿部兄妹や藤波、バレーボール男子の高橋藍、ゴルフ男子の中島啓太、レスリング男子の文田健一郎ら五輪だけで30人以上が代表権を獲得。選手たちは松浪健四郎理事長の「自分との闘い。絶対に勝つんだ、負けてたまるか。その思いで戦って欲しい」との檄や応援団のパフォーマンス、伝統の応援スタイル「エッサッサ」で送り出された。卒業生の代表で抱負を述べた阿部詩は「本当にパワーが湧いてきて心強く思った。パリでは金メダルを取って帰ってきます」と誓った。

 壮行会後には現役学生として出場する藤波と三上が取材に応じた。藤波は「パリ五輪まで1ヶ月を切って、いよいよだなっていう気持ち。日体大の誇りを持ち、必ず金メダルを獲得して帰ってきたい」。三上は「まだ不安や焦りの方が大きいけど、これからパフォーマンスが上がるにつれて逆にわくわくになっていくのかなって思うと、少し楽しみ。パリ五輪では自分史上の最高の演技をして、金メダル獲得を目指す」と意気込んだ。

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