オーディション番組「トロット・ガールズ」の日韓合同公演開催 特別ユニットも披露

ユニット曲を披露した住田愛子（左）と韓国人歌手のキム・ダヒョン（カメラ・増田寛）

　歌手の住田愛子、韓国人歌手のキム・ダヒョンが３０日、東京・大手町三井ホールで日韓合同コンサート「トロット・ガールズ・ジャパン　２０２４　スペシャルステージ」を行った。

　韓国で国民的人気を誇る音楽ジャンル・トロットをテーマにした歌姫発掘オーディション「トロット・ガールズ・ジャパン」の上位進出者によるコンサート。トロットは韓国版の演歌・歌謡曲のようなジャンルで、韓国ではＫ―ＰＯＰと同じようにブームになっている。サバイバル番組「明日はミストロット」「明日はミスタートロット」などのシリーズは最高３５・７％の視聴率をマークするなど、韓国では社会現象化している。

　韓国版と同じ制作陣でのオーディションフォーマットが日本に上陸し、日本でも「トロット・ガールズ・ジャパン」としてオーディションが行われていた。

　今回は日本で初めて同オーディションの日韓合同公演が行われた。日本代表の住田は「たくさん韓国からのファンも来てくださり、本当にうれしかった。本当にありがとうの気持ちでいっぱいです」と笑顔。韓国代表のキム・ダヒョンは「思い出がたくさん詰まったコンサートになった。とても緊張した。幸せの気持ちでいっぱいです」と感激した様子だった。

　コンサートでは、住田とキム・ダヒョンによる日韓共同ユニット「Ｌｕｃｋｙ　ＰａｎｇＰａｎｇ（ラッキー・パンパン）」による初楽曲「ＤＡＭＤＡＤＩ（ダムダディ）」が初披露された。住田は「２人で歌いたいという夢が達成できた。日韓での活動をもっと頑張って、もっと大きくなって世界に羽ばたけたら。たくさんの方々に愛してもらいたい」。キム・ダヒョンも「日韓の文化交流に貢献していきたい。これからもかわいいキュートなステージを作りたい」とやる気満々だった。