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「走ることは合理性が全て」筑波大で解剖学を学んだ28歳伏兵が五輪有力に 男子100M2位

スポーツ報知 / 2024年7月1日 6時10分

男子100メートルで優勝しガッツポーズする坂井(右は2位の東田、カメラ・岩田 大補)

◆陸上 ▽日本選手権 最終日(30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 男子100メートル決勝で、伏兵がパリ五輪代表の座を大きく引き寄せた。東田旺洋(あきひろ、28)=関彰商事=は、スタートで出遅れるも中盤から一気の加速。最後は優勝した坂井と0秒01差で2位に滑り込んだ。レース前の時点で五輪出場権を左右する世界陸連のランキングは、坂井(67位)よりも上の49位。価値ある銀メダルとなり「途中はバラバラでしたけど、最後にまとめきれた」と笑顔だった。

 学生時代は度重なる肉離れに悩まされていた。だが「けがを通して体を考えるきっかけになった」と筑波大時代は解剖学を学び、足の使い方など科学的に効率のいい走り方を追求した。「その積み重ねが今につながっている。勉強は続けていて、走ることは合理性が全てです」と胸を張った。

 念願のパリ五輪への思いについては「やり切って悔いのないようにしたい」と夢見た。(大西 健太)

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