越路吹雪さん生誕１００年番組からスペシャルコンサートが決定 クミコらが「ニッポン・シャンソン」歌い継ぐ

クミコ

　伝説の歌手・越路吹雪さんの生誕１００年を記念し、ＢＳ民放で初めて「日本シャンソン」に特化した音楽番組「ニッポン・シャンソン～越路吹雪・銀巴里…歌い継がれる愛の讃歌～」が３０日、ＢＳ朝日で放送され、クミコら番組出演者によるコンサートの開催が発表された。

　公演は「ニッポン・シャンソン・フェスティバル２０２４」と命名され、１０月２３日に東京国際フォーラム・ホールＣで行われる。シャンソニエの老舗・銀座「銀巴里」でプロ活動をスタートし、今も第一線で活躍するシャンソン歌手・クミコを筆頭に、松田美由紀、松村雄基、安蘭けい、日野真一郎（ＬＥ　ＶＥＬＶＥＴＳ）らが出演する。クミコは、７月１０日に発売する新アルバム「私の好きなシャンソンＶｏｌ．２～シャンソンティックな歌たち～」に新録音されている越路さんの名曲「愛の讃歌」「アプレ・トワ」や、クミコが銀巴里時代に出会い初めて日本語詩をつけたジャック・ブレルの世界的な反戦歌であるシャンソン「愛しかない時」など５曲を歌う。

　同番組は、タカラジェンヌから日本シャンソン界の女王となった越路さんが、生誕１００周年を迎える記念すべき年に、ＢＳ民放初の試みとして放送。クミコら出演者が越路さんや日本シャンソンの歴史にフォーカスした。