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男子100M、解剖学学んだ28歳・東田が2位でパリ五輪代表に前進 「走ることは合理性が全て」

スポーツ報知 / 2024年6月30日 22時40分

表彰式で優勝した坂井隆一郎(右)のメダルを持つ2位の東田旺洋(左)(カメラ・岩田 大補)

◆陸上 ▽日本選手権 最終日(30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 男子100メートル決勝で、伏兵が五輪代表の座を大きくたぐり寄せた。東田旺洋(関彰商事)は、スタートで出遅れるも中盤から一気の加速。最後は優勝した坂井隆一郎(大阪ガス)と0秒01秒の差で2位に滑り込んだ。レース前の時点で五輪出場権を左右する世界陸連のランキングは坂井(67位)よりも上の49位。「途中はバラバラ出したけど、最後にまとめきれたかなと思います」と笑顔でだった。

 学生時代は度重なる肉離れに悩まされていた。だが「けがを通して体を考えるきっかけになった」と筑波大時代は解剖学を学び、足の使い方など科学的に効率のいい走り方を追求した。「その積み重ねが今につながっていると思います。勉強は今でも続けていて、走ることは合理性が全てです」と胸を張った。

 念願のパリ五輪への思いについては「予選の下の方で戦うことになると思いますし、準決勝にいけるかもわからないですけど、それでもやりきって悔いのないようにしたい」と夢を見た。

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