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【高校野球】甲南で背番号10をつける広島・新井貴浩監督の次男が開会式参加「やっと始まるんだなという実感が湧きました」

スポーツ報知 / 2024年7月1日 5時0分

力強く行進する新井颯真(中央)ら甲南ナイン(カメラ・谷口健二)

 第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕・甲子園)の兵庫大会が30日、明石トーカロ球場で開幕した。この日は開会式のみが行われ、出場152チーム中、49チームが参加した。第2シードの甲南は、広島・新井貴浩監督(47)の次男・颯真投手(3年)が背番号10をつけて行進。12日に宝塚東―灘の勝者と初戦を迎える。センバツ準Vの報徳学園は、今秋ドラフト上位候補右腕・今朝丸裕喜(3年)が背番号1を担い、6年ぶりの夏の甲子園出場を目指す。

 甲南・新井ジュニアの最後の夏が幕を開けた。広島の新井監督を父に持つ颯真は、開会式を終えて「やっと始まるんだなという実感が湧きました」と、集大成へ気持ちを高めた。

 中学ではバスケ部に入部。同時に、報徳学園の今朝丸らも所属した関メディベースボール学院で野球を始めた。2年時は部活動に専念したが、関西学院の野球部だった2つ上の兄・亮規浩(あきひろ)内野手(現関学大)に憧れ、「高校生活を野球にささげたい」と決心。高校2年の秋から投手に転向し、今夏は背番号10でベンチ入りした。

 広島、阪神でプレーした父・貴浩氏が引退したのは自身が12歳のとき。「努力の人。常に全力で、感情を表に出すところが尊敬できる」。実力とともにムードメーカでもあった姿を目に焼きつけ「声は誰にも絶対に負けない。どんな時も全力プレーが強み」と自負する。目指すは、かつて父もプレーした甲子園。「兵庫県で一番、長い夏にしたい」と誓った。(瀬川 楓花)

 〇…報徳学園のエースナンバーを背負った今朝丸は「楽しみが一番強い」と、11日の初戦(舞子―明石北の勝者)を待ちわびた。昨年の春季大会では「1」をつけたが、前エースの盛田智矢(現青学大)がコンディション不良でメンバー外。以降は「10」で、今春は調整のためメンバーから外れていた。「背番号1は重い、責任感がある」。昨夏は神戸国際大付戦で決勝打を浴び5回戦敗退。「今年は勝って泣きたい」と、広島・小園を擁した18年以来の夏の聖地を目指す。

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