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浦和DF石原広教「レッズの一員になれた」プロ8年目で初ゴール! ライバル酒井宏樹からの学びとは

スポーツ報知 / 2024年7月1日 1時17分

◆明治安田J1リーグ▽第21節 浦和―磐田(30日・埼玉スタジアム)

 浦和はホームで磐田を3―0で下し、2連勝を飾った。DF石原広教がプロ8年目でJ1初ゴールを決めた。

 右サイドバック(SB)で先発出場した石原は前半21分、MF伊藤敦樹の左クロスをファーサイドで打点の高いヘディングシュート。ゴール右へ先制点を決めた。プロ8年目、J1通算145試合目での初ゴールをマークした。

 「敦樹からの素晴らしいボールが来たので、何も考えずに当てただけだった。監督も『サイドバックが点を取らないといけない』と言葉に出していたので、そのポジショニングが今日の結果につながった」。この得点はチームのJ1通算1600点目となるメモリアルな一発。「レッズというビッグクラブで一つ歴史に名を刻めたのはうれしいこと。レッズの一員になれたんだなと感じます」と喜びをにじませた。

 25歳の石原は今季、湘南から完全移籍で加入。右SBには元日本代表の主将DF酒井宏樹が君臨したが、浦和からのオファーに「迷いはなかった。酒井宏樹選手からポジションを奪って試合に出ることが、自分が上にいくための近道」。覚悟を決めて移籍したが、開幕前には紅白戦にも入れない時もあり、序列は低かった。

 4月3日のFC東京戦で負傷した酒井と代わって途中出場し、浦和でリーグ戦初出場。ライバルの酒井が復帰後もポジションは譲らず、15試合連続で先発と主軸を担っている。酒井の海外移籍が決まった中、この日はプロ初ゴールをマーク。「今日のゴールは宏樹くんのイメージで(ゴール前に)入っていった。また継続して2点、3点と取れていけたらと思う」と語った。

 紅白戦のピッチ外や相手チーム、そして公式戦で酒井を見ながら学んだことは多い。「いいこともそうだすけど、一緒にいる時は自分のよくなかったところをすごく指摘してくれた」。22日の鹿島戦は相手への寄せの甘さから失点。「そういうところは宏樹くんがすごく教えてくれて、ミスをミスにしない、というところはすごく学べたと思う。そこは忘れずにやっていきたい」と言い切った。

 浦和では今夏、主将の酒井と副主将DFショルツが海外移籍する見通しで、MF岩尾憲はJ2徳島に移籍した。石原は「ここ数年間、中心でやってきた選手が抜けて不安に思う方々もいると思いますけど、いい選手はたくさんいる。その不安を感じさせない試合を今日はできたと思うので、今出ている選手たちがもっと上回っていく気持ちで、しっかりと責任感と覚悟を持ってやっていけたらと思う」と決意を込めた。

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