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男子バレー日本は銀メダル ブラン監督「終盤の2、3点。負けて悔しいが、成長した」決勝で東京五輪金フランスに1―3

スポーツ報知 / 2024年7月1日 5時19分

ブラン監督

◆バレーボール ▽ネーションズリーグ男子決勝 日本 1(23―25、25―18、23―25、23―25)3 フランス(30日、ポーランド・ウッチ)

 決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同5位のフランスを1―3で敗れた。初の決勝で敗れはしたが、昨年大会の3位を超える、主要国際大会では1977年W杯以来、47年ぶりの銀メダルを獲得した。

 フィリップ・ブラン監督は「初めからすごく難しい試合になると予想していた。両チームともフィジカル面で厳しいところがあったと思います。ただ、4セット目の終盤で2、3点ほど取れるチャンスがあったので、そこで取れれば結果を変えることはできたと思います。負けたので悔しいけど、今大会を通して成長した部分はたくさんある。非常に移動も多く長いのでタフだった中で勝ち方を学べたので次に生かしたい。(パリ五輪へ)少し休暇を頂いて、再度集合して、五輪前の合宿でポーランド、米国、セルビアと小さなトーナメントを行う予定なので、そこに向けて頑張りたい」と振り返った。

 第1セット(S)は終盤まで競り合い、20―20から途中出場の宮浦健人がライトから決めた。一時、リードしたが、相手得点源のパトリのスパイクなどで3連続得点を許し、2点差でセットを奪われた。

 第2Sは序盤からリードし、相手のサーブのミスが増えている中、19―15から主将の石川祐希のライトからのスパイク、西田有志のスパイクで連続得点を挙げた。21―17では大塚達宣がレフトから決めるなど7点差で取り返した。

 第3Sはフランスに押され、一時6点差に開いたが、途中出場の宮浦のサービスエース。17―22からは宮浦のバックライトからのスパイクなど4連続得点で粘ったが、エース・石川のスパイクがブロックされるなど、2点差で取られた。

 日本は後がなくなった第4Sは両者がサイドアウトを取り、競り合いの展開。15―17から石川のライトからのスパイク、後衛からのアタックを決め、追いついた。18―19から小野寺太志のクイックで追いつくと、宮浦がリベロを狙ったサーブでエース。21―21では石川がレフトからのスパイクを決めて勝ち越した。だが、フランスが底力を見せ、パトリのフェイントなどで逆転。マッチポイントから最後は石川のスパイクがブロックされた。

 パリ五輪の前哨戦となった今大会では、1次リーグ(L)を9勝3敗で終え、決勝大会では準々決勝でカナダ、準決勝でスロベニアにストレート勝ち。1次Lでは3―2で競り勝った東京五輪金メダルのフランス相手に一歩及ばなかった。

 7月26日に開幕するパリ五輪の1次Lでは米国、アルゼンチン、ドイツと対戦する。72年ミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダルへ、新たな歴史を築く。

 ◆日本男子の主な国際大会での実績 五輪では1964年東京大会銅、68年メキシコ市で銀、72年ミュンヘンで金メダル。世界選手権は70、74年大会で2位。W杯は69、77年で2位。ワールドグランドチャンピオンズカップは09年に3位。ネーションズリーグは昨年大会の銅メダルが最高成績。

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