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J1磐田 今季ワーストタイの3点差黒星…アウェーで浦和に完敗

スポーツ報知 / 2024年7月1日 9時52分

前半21分、先制点を奪われ肩を落とす磐田イレブン(カメラ・武藤 瑞基)

◇明治安田J1リーグ 第21節 浦和3-0磐田(30日・埼玉)

 ジュビロ磐田は浦和に0―3で敗れ、4試合ぶりの黒星を喫した。前半21分、クロスから先制点を献上。後半も反撃ムードをつくれず、同7分に再びクロスから決められるなど浦和の勢いを止められなかった。攻撃も精彩を欠き今季8度目の無得点。次は6日にホームで川崎と対戦する。

 磐田は厳しい現実を突きつけられた。前節の東京V戦と真逆のスコアとなる0―3。序盤から浦和にボールを支配され、なすすべなく失点を重ねた。3点差での敗戦は今季ワーストタイで、横内昭展監督(56)は「ズルズルとラインが下がってしまった。選手はチャレンジしてくれたが、結果は僕の責任」と話した。

 東京V戦から中3日。指揮官は同戦で前への推進力を生み出したMF金子、ブルーノジョゼではなく「フレッシュな選手を」とMF松本、平川のコンビに両翼を戻した。だが守備に回る時間が続き、迫力ある攻撃を仕掛けられない。シュート5本は今季最少タイ。DF鈴木も「準備が足りずロストしたり、苦し紛れのロングボールになってしまった」と唇をかんだ。

 柏が勝ったため、順位は1つ下がって16位となった。快勝の次の試合で完敗。波に乗れない現状を何とか打破していくしかない。

(武藤 瑞基)

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