ボーイズリーグ 旭川大雪が４年ぶり優勝に王手…水口叶夢、高本浬が２者連続ランニング本塁打

１回先頭でランニング先制本塁打を放ち、ハイタッチで迎えられる旭川大雪の水口（左）

◆ボーイズリーグ◇第１０回支部長杯北海道ガス大会　▽準決勝　旭川大雪ボーイズ１０－０旭川道北ボーイズ＝４回コールド＝（３０日・夕張サングリンスタジアムほか）

　２回戦と準決勝を行った。２回戦で札幌北広島ボーイズＢを下した旭川大雪ボーイズは、準決勝で旭川道北ボーイズを圧倒。初回に水口叶夢、高本浬（ともに３年）が２者連続ランニング本塁打を放つなど１０―０で４回コールド勝ちし、４年ぶりＶに王手をかけた。連覇を目指す札幌豊平ボーイズもとかち道東ボーイズ、札幌手稲ボーイズに連勝し、決勝へ進んだ。

　旭川大雪の快足コンビが決勝へ導いた。準決勝開始直後に水口が「高めに甘い球が来たので」と初球を右中間にはじき返して先頭ランニング弾。続く高本も同じコースへ打球を飛ばし、「外野を越えた瞬間にいけると思った」と好判断で２者連続のランニング本塁打を記録した。ともに５０メートル走６秒台前半。武器を生かして打線に火をつけた２人は、札幌豊平との決勝に向け「（前週の道選手権の）リベンジを」と声をそろえた。