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田中希実「まずは2種目走れる幸せを感じられる大会にしたい」2大会連続五輪へ決意…陸上 パリ五輪内定者会見

スポーツ報知 / 2024年7月1日 15時9分

田中希実(左)

 陸上のパリ五輪内定者会見が1日、新潟市内で行われ、女子1500メートルと5000メートル代表の田中希実(ニューバランス)は「タイムや世界との力関係を見ると、勝負するにはまだまだの位置。怖い気持ちが大きくなるかわからないですが、まずは2種目走れる幸せを感じられる大会にしたいと思っています」と話した。

 5000メートルは昨年の世界選手権(ブダペスト)8位入賞のため、5月に参加標準記録(14分52秒00)を突破して内定。1500メートルは日本選手権(6月27~30日、新潟)で参加標準記録(4分2秒50)突破&5連覇を達成し、内定した。

 世界と戦い続けているからこそ、田中は冷静に向き合っている。「当初の目標は2種目で決勝進出。できれば2種目入賞。ですが春からどんどん世界の標準が上がっていて、そのギャップが大きくなっている。私の歩みが亀に感じるくらい、焦る気持ちが大きい」と素直な気持ちを明かした。

 その上で「あえて具体的な数字を示すと、1500メートルは3分55秒以内。5000メートルは14分20秒を切ること」と定めた。「日本の皆さんは『日本人に無理だろう』って今は思ってしまうと思いますが、世界と勝負することはそういうところに向かっていくこと。そこに向かっていかないといけないと、改めて感じています」。日本女子中長距離会のエースは、熱い気持ちを持って花の都に向かう。

 日本選手権で内定を勝ち取った、男子110メートル障害の村竹ラシッド(JAL)、女子100メートル障害の福部真子(日本建設工業)、女子走幅跳の秦澄美鈴(住友電工)も登壇し、パリへの決意を述べた。

 ◆陸上トラック&フィールド 現時点でのパリ五輪内定者

【男子】

100メートル サニブラウン・ハキーム(東レ)

110メートル障害 泉谷駿介(住友電工)、村竹ラシッド(JAL)

400メートル障害 豊田兼(慶大)

3000メートル障害 三浦龍司(スバル)

走り幅跳び 橋岡優輝(富士通)

【女子】

1500メートル・5000メートル 田中希実(ニューバランス)

100メートル障害 福部真子(日本建設工業)

走り幅跳び 秦澄美鈴(住友電工)

やり投げ 北口榛花(JAL)

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