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大谷翔平が6月月間MVPなら爆発の法則 

スポーツ報知 / 2024年7月2日 5時0分

◆米大リーグ ジャイアンツ10―4ドジャース(30日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が30日(日本時間7月1日)、6月最終戦の敵地・ジャイアンツ戦に「1番・DH」でフル出場し、5打数無安打に終わった。出塁がなかったのは15試合ぶりで、1試合3三振は21試合ぶり。それでも、これまで2度の月間MVPに輝いた得意の6月は、リーグ最多12本塁打を放ち、24打点も同最多タイ。5度目の月間MVP有力候補となっている。

 最後まで、大谷に風は吹かなかった。6点を追う9回2死二塁の5打席目。点差は離れ、右翼後方場外の海に飛び込む日本人初の「スプラッシュヒット」に注目されたが、空振り三振。快勝に沸くジャイアンツファンの大歓声を浴びながら、悔しさをにじませてベンチに戻り、スプラッシュ弾は来季以降にお預けとなった。

 気温は22度ほどながら、強い日差しが降り注いだ午後1時5分開始のデーゲーム。今季は午後1時台にプレーボールした11試合で7本塁打を放つなど38打数18安打の4割7分4厘と打ちまくっていた。

 さらにパクストンが先発した試合は8本塁打。好データが並び、2戦連続アーチにも期待がかかったが、快音は響かなかった。出塁すらなかったのは、13日の本拠地・レンジャーズ戦以来15試合ぶりで、1試合3三振を喫するのは、6日の敵地・パイレーツ戦以来21試合ぶりだった。

 この日で毎年打ちまくる6月が終了。月間MVPに輝いた21年の13本、23年の15本には届かなかったが、12本塁打と24打点はリーグ1位。強打者の指標とされるOPS(出塁率+長打率)1・166がトップながら左太もも裏を痛めて28日に負傷者リスト(IL)入りしたハーパー(フィリーズ)らがライバルになるが、昨年7月以来5度目となる月間MVPの有力候補だ。

 5回2死二塁の3打席目は、ジャイアンツ8点リードながら、初先発だった30歳新人のビブンズは空振り三振を奪ってど派手なガッツポーズ。それだけ大谷を打ち取るのは難しいと警戒されている。6月の月間MVPに輝いた21、23年はともに7月にも月間MVPに輝き、シーズンのMVPも受賞。6月に調子が上がる要因を「シーズンの中でいいところ、悪いところ、いろいろ改善しながらちょうどそういう波が来やすい」と分析していた大谷だが、7月以降の波からも目が離せない。(安藤 宏太)

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