Travis Japan・七五三掛龍也、嵐・相葉雅紀との共演「袖で自然と涙が…」
スポーツ報知 / 2024年7月3日 12時0分
Travis Japanの七五三掛龍也(しめかけ・りゅうや、29)が、アイドル人生15年を迎えた。2週連続インタビューの前編では、その道のりで“ハイライト”の一つになった嵐・相葉雅紀(41)とのステージ共演を振り返った。さらに、メンバーの吉澤閑也(28)とダブル主演するミュージカル「ダブリンの鐘つきカビ人間」(3~10日・東京国際フォーラム)の意気込みを語った。
尊敬する相葉のパフォーマンス、呼応する観客の熱、目の前の奇跡のような光景に「アイドルって最高だな」と自然と涙があふれていた。
6月19日、相葉がMCを務めるフジテレビ系「相葉◎×部」のイベント「覆面振付バトル部FES」(東京・豊洲PIT)にトラジャも出演。相葉が嵐の活動休止以来、約3年半ぶりのダンスを披露する場で“念願”の共演がかなった。
ジュニア時代の2015年、嵐のツアーで相葉の衣装の着替えを手伝う担当になった。それを機に約9年、親交を深めてきた。「相葉君とご飯に行く度に『いつか共演したいよね』ってお話は毎回出ていた。だけど、僕たちがデビューできない日々が続いていて…」と再共演への思いを温め続けた。
22年にデビュー切符をつかみ、「この2年は七夕やクリスマスの願い事は『相葉君と共演したい』でした」。夢は「望んだ以上の形」で現実に。「覆面振付―」でトラジャの代表曲「夢のHollywood」(夢ハリ)をコラボ披露した。
「相葉君が3年半ぶりに踊るのが『夢ハリ』になるなんて。僕たちにとって初めてのオリジナル曲で大切な曲だし、ファンの皆さんもずっとこの曲を育ててきてくれた。それを相葉君と踊れるなんて、幸せとしか言いようがなかったです」
約9年前、相葉のジャケットの着替えを手伝うのに必死だった自分が、横一線でステージに立っている―。その感動以上に“アイドル”相葉が生み出す空間のきらめきを心に焼きつけた。
「もちろん前を向いて踊らなきゃと思ってはいたんですけど、僕の左側にいた相葉君を結構、見ちゃってました(笑い)。僕たちが一度はけて、袖から相葉君を見られる時間もあって。ファンの皆さんと待望の瞬間を分かち合う空間を目の前で見て、袖で泣いちゃってました。やっぱり相葉君は最高のトップアイドルです」
七五三掛の周りは温かな愛であふれている。「デビュー前からトラジャを気にかけてくれて自信をくれる」というHey!Say!JUMP・山田涼介(31)や、「いつも見守って助けてくれる優しいお兄さん」のKis―My―Ft2・藤ヶ谷太輔(37)、ふぉ~ゆ~・辰巳雄大(37)らへの感謝を瞳を輝かせて語る。
天性の“愛され力”と同時に、先輩やファンへの真っすぐな言葉選びも強みだ。
「仲良くなりたい先輩には『ご飯に行きたいです』だけじゃなくて、『この日どうですか?』って日にちを指定しちゃうんです。相葉君がある時、『しめちゃんの、ちゃんと日にち決めてくれる感じがめっちゃいいよ』って言ってくれて。僕は社交辞令ってイヤというか、よく分からない。先輩方にもファンのみんなにも、気持ちは精いっぱいお伝えするようにしています」
取材中は終始、穏やかな空気が流れるが、「僕はどういう人なんだろうって、たまに考えますけど…やっぱり負けず嫌いかな」とポツリ。
「何事も悔しいって思いに突き動かされてきた部分もあって、だから続けてこられた。『応援してくれるみんながいるのに、途中で諦めるなんてそんなの悔しいな』って。みんなに申し訳ないって気持ちを抱えたまま、別の道を歩む自分は想像できなかったんです」
今年は20代ラストイヤー。主演する「ダブリン―」開幕も控える。「やっぱりお芝居も歌もダンスも表現することが大好き。役の考えが自分に追加され、歌や踊りの解釈がまた違ってくる感覚もある。新しい自分も見せられる予感です」。話題がグループの現在地と未来に及ぶと、言葉に葛藤と覚悟がにじんだ。
(奥津 友希乃)=後編に続く=
◆七五三掛 龍也(しめかけ・りゅうや)1995年6月23日、茨城県出身。29歳。2009年に入所。12年にTravis Japanのメンバーに選ばれ、22年に配信シングル「JUST DANCE!」で全世界メジャーデビュー。メンバーカラーはピンク。血液型AB。
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