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岡田直也「日本のメダル第1号を目指す」 射撃のパリ五輪代表3人が会見

スポーツ報知 / 2024年7月1日 22時27分

パリ五輪に向けて意気込む射撃の(左から)岡田直也、野畑美咲、吉岡大

 射撃のパリ五輪代表が1日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習公開と会見を行った。男子ラピッドファイアピストルの吉岡大(京都府警)、男子エアライフルなど3種目に挑む岡田直也(ALSOK)、女子エアライフルなど2種目に出場する野畑美咲(明大)が代表権を獲得。佐橋朋木監督は「3選手ともメダル獲得という目標設定をしている。何色でもいいのでメダル獲得を目指し、選手をバックアップしていきたい」と語った。

 日本勢の出場種目で最初に行われるのは、岡田と野畑が組む混合エアライフルだ。6月17日に国際連盟から五輪出場権の再割り当てがあり、野畑が追加で五輪代表に決定。これにより、同種目にも出場できることが決まった。開会式翌日の27日に決勝までが実施され、岡田は「日本(選手団)のメダル第1号を目指す」と意気込んだ。

 男子ラピッドファイアピストルの吉岡は、昨年の世界選手権で4位に入って2大会連続の五輪切符をつかんだ。21年東京五輪は予選で8位にとどまり、同点の内容差で上位6人による決勝に進めなかった。当時を「入賞と言われて喜んでしまった。『よし、入賞だ』と自分で考えてしまったのが非常に悔しかった」と反省。この3年間でメンタル面も鍛え「筋トレをよくしているので、自分を追い込むのには自信がある。追い込まれるほど、いい結果が出ると思う」と胸を張った。

 野畑は高校生で射撃を始め、大学3年で初の五輪出場を果たした。女子エアライフルで5月のW杯バクー大会では日本記録を更新して6位に入るなど、急成長を遂げてきた。試合でほとんど緊張しないという度胸も持ち味で「プレッシャーも感じると思うけど、私らしく謙虚に楽しく射撃をしてきたい。出場に満足せず、メダル獲得が目標」と笑顔で誓った。

 射撃の日本勢は1992年バルセロナ五輪男子50メートルフリーライフル銅の木場良平を最後にメダルから遠ざかっている。いずれも国際大会で優勝や上位経験を持つ3人が、32年ぶりに歴史を塗り替えにいく。

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