1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

藤井聡太七冠、髪形は「おまかせ」 史上最年少永世称号獲得から一夜明け

スポーツ報知 / 2024年7月2日 10時27分

永世棋聖称号獲得から一夜明け、笑顔で会見に臨む藤井聡太棋聖

 将棋の藤井聡太棋聖=竜王、名人、王位、王座、棋王、王将=が2日午前、棋聖5連覇と史上最年少永世称号資格獲得から一夜明け、名古屋市「亀岳林万松寺」で会見に臨んだ。

 スーツ姿の藤井は「昨日は午前0時ぐらいに就寝し、朝は7時半ぐらいに起きたかなと思います。ある程度しっかり休めた」と穏やかな表情を見せた。

 藤井は第95期棋聖戦五番勝負第3局で山崎隆之八段に勝利し、シリーズ3連勝のストレートで棋聖5連覇を達成。これまでの永世称号獲得の最年少記録だった1971年に永世棋聖を獲得した中原誠十六世名人が持つ23歳11か月を53年ぶりに更新。21歳11か月の史上最年少で永世棋聖の称号を手にした。

 藤井は中原について「時代を築かれた方」と称し、「その中原先生の記録を更新できたことはもちろんうれしいこと。ただ、私自身は中原先生と比べると実績は当然及ばない。今後よりしっかり取り組んでいかなければいけない」と真剣なまなざしで語った。

 6月20日の叡王戦では初めてタイトルを失冠し、七冠に後退した。改めて「急所の局面でミスが出てしまっていたのでしかたないかなという気持ちもありましたし、やっていればそういうこともあるというのがそれはそれで自然なことなのかなと思う」と振り返りつつ、「それほど引きずらずにやっていければと思っていました。翌日もこれまでと変わらず過ごしていた」と話した。

 2024年も半分が終わった。今年5つのタイトル戦を戦った藤井は上半期を振り返り、「それぞれのシリーズで序盤の戦型や展開から違う形になることが多かったので、様々な戦型を経験することができたのはプラスだった」とした。

 一方、「叡王戦では敗退という結果になってしまったり内容的にもあまりふるわないところもいくつかあったので、その点は後半に向けての課題かなと思っています」と反省点も挙げ、7月以降へ気を引き締めた。

 本局の前に髪を短く整えた藤井。髪形について聞かれると「全くこだわりはありませんので、いつも『おまかせ』とお伝えしています」と笑い、切るタイミングについては「伸びてきて、少し目にかかるようになったら切りにいこうかなというぐらいのペースで切っています」と明かした。

 6日からはまた名古屋市で2つめの永世称号のかかる王位戦七番勝負が開幕する。「引き続き実力を高めていくというのを(これからの)一番の目標にしていきたい。その上で、これまでに永世称号を獲得した方と同じように長期間にわたって活躍していくことができればと思っています」。21歳は穏やかで、それでいてりりしい。(瀬戸 花音)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください