【球宴】ヤクルト・村上宗隆が先輩・青木宣親以来のＭＶＰ宣言「打って皆さんが笑顔になってくれたら」

笑顔でポーズをとる長岡秀樹（左）と村上宗隆（カメラ・清水　武）

　「マイナビオールスターゲーム２０２４」のファン投票の結果が２日、発表され、ヤクルトからは村上宗隆内野手と長岡秀樹内野手が選出された。

　第１戦はエスコンフィールド、第２戦は１３年以来１１年ぶりに神宮球場開催となる。全セを指揮する阪神・岡田監督から４番に指名されている村上は「たくさんのファンの皆さんのおかげで出られるので。すごくうれしく思います。オールスターなので楽しめればなと思います」と笑みをこぼした。

　２００６年には先輩・青木が神宮でＭＶＰを獲得しており、「（ホームランを）打って、皆さんが笑顔になってくれたらなと思います。ＭＶＰ？　もちろん。はい、頑張ります」と、先輩に続く“勲章”獲得を宣言。「たくさんの票をいただいてすごく感謝していますし、神宮球場でも開催されるんで、１人でも多くのファンの皆さんに、プレーする姿を見て喜んでいただけるように頑張りたいなと思います」と、気合をみなぎらせた。

　「オールスターらしく、派手なプレーとまではいきませんけど、シーズン中なかなか見られないような、フルスイングだったりとか、そういったところを見てほしいなと思いますし、少しでも楽しんでいただければと思います」。今や球界の顔となったツバメの主砲。スタンドを沸かせる活躍を披露する。