津村明秀騎手、菅原明良騎手 G1初勝利で祝福される光景にプロ野球界のレジェンドが重なった
スポーツ報知 / 2024年7月2日 16時0分
東西金杯の取材からスタートした2024年はあっという間に日本ダービーが終わり、宝塚記念でひと区切り。先週から夏競馬が始まって後半戦に突入した。つい先日、スポーツ報知評論家の小島太さんと特別ゲストを迎えて、前半戦総括の動画を撮影させてもらった。YouTubeサイトで近日公開予定ですので、お見逃しなく!。
小島太さんと特別ゲストの前半戦ベストレースは日本ダービーだったが、記者が印象に残ったのはヴィクトリアマイルと宝塚記念。この2レースに共通するのは美浦所属の津村明秀騎手(テンハッピーローズ)、菅原明良騎手(ブローザホーン)が初めてG1を勝ったレースだったことだ。両騎手とも翌週の美浦トレセンで調教師、同僚の騎手、厩舎スタッフだけではなく、報道陣からもひっきりなしに「おめでとう」と声をかけられていた。
少し話はそれるが、入社3年目でプロ野球の巨人担当を任された2003年は松井秀喜さんがメジャーに挑戦した年だった。入れ違いとなり一度も取材をする機会に恵まれなかったが、驚きだったのは巨人の取材現場で悪口、陰口を言う人が一切おらず、誰もが主砲不在を嘆き、寂しがっていたこと。同じ報知の先輩に「松井さんって、そんなに良い人だったんですか?」と質問すると、「人柄もそうだけど、取材対応だよ」と教えてくれた。番記者は勝った試合、活躍した時だけではなく、負けた試合、打てない時でも話を聞いてコメントを取らなければならない。松井さんは調子が悪い時でもしっかり応じてくれる選手だったらしい。
津村騎手、菅原明騎手ともに優しい性格で、普段から丁寧に取材を受けてくれるジョッキー。競馬記者間で人気投票をあれば、間違いなく上位にランクインする2人だ。タイトル獲得後、美浦トレセンで祝福されている姿を見て、ふと20年前のレジェンドのエピソードを思い出した。(中央競馬担当・西山 智昭)
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